その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(加工所開設編)

2011-08-25 18:45:53 | 夢屋王国

「冷蔵庫に入らないから…。」と我が家の『オッカーザウルス』のひと言で、今年は小玉スイカの苗を一株購入しましたが、黒マルチによる日焼けで上手く育ちませんでした。量販店で売れ残りの大玉スイカ苗を後から購入し、ビニール被覆と敷きワラをして成長を促進したものの、定植時期が遅くなり、今年の収穫は2個だけ…結果的には欲張って実をつけ過ぎなかったこともあり、充実した玉張りとなり家族の評価は良好でありました。
1個は、職場の後輩『関師匠』にプレゼント…大きな冬瓜に化けたのであります^^;
さて、頂いた冬瓜をどうしよう…実を軽く干して煮て食べるのが一般的ではありますが、量が量だけに、またご近所に配ろうか…あれこれ思案している内に「かんぴょうを作ろう!」などと国王の遊び心に火が着いたのであります。(この時、冬瓜も夕顔も同じものと勘違いしておりました。)
いつかテレビで見たように、くるくる回して皮をむく…出稼ぎ先から帰宅すると、暇を持て余したパートのオバチャンと化している『オッカーザウルス』がネットで検索したなどと、半分を加工していたのであります。←ピラーを使ったので薄くて失敗^^;
楽しみの半分を奪われた『夢屋国王』は、こっそり残りを『第2サティアン』に持ち込んで、クルクルクル…そんなに上手くことが運ぶはずがないのでありまして、厚めの桂むき、縦方向のスライスと野菜クズの山となってしまったのであります^^;
今や『第2サティアン』は、かんぴょう暖簾の館となってしまったのでありました。この結果は後日報告いたします。

 

『夢屋本舗 がんこ一徹くん 男のつまみシリーズ(ガテン系)』の商品ラベル(試作品)がようやく完成いたしました。夢屋本舗営業部専属のイラストレーター『有季菜先生(H.N.)』に原画をお願いしたのでありますが、左手に持つ焼酎が上手くイメージ出来ないなどと文句を垂れまして、予定の入稿日より一週間ほど遅れてしまいました。(契約履行遅延で20%の報酬カットをしてやりますけどね^^;)夫婦・親娘で、おバカな遊びを繰り広げております。
商品開発部の友人Tは、「薄皮丸ナスのまっこりもっこり漬け」が、味・色的に良好な仕上がりを見せており、最終レシピを完成するために試作品作りに余念がありません。結果的に彼が担当している『夢屋農園』の一角にあるトウモロコシは過熟し、収穫適期を逃してしまいました。大方こうなることは予想しておりましたので『夢屋国王』は無断で、彼のトウモロコシ十数本を既にご近所に配っております。(←興味の対象から外れているため、彼は一切気にしません^^;)
営業部のイメージ戦略のみが先行し、商品開発が追いついておりませんが、夏季限定の『夢屋本舗 男のつまみシリーズ』は、来年の試供品モニターを募集しております^^;

 

さて、このように良い子が住んでいる『夢屋王国』で、国王は今日も「大沢山」を散策してまいりました。出稼ぎ先に戻ろうとしたその時、頭の上からドサッと何かが落ちてきました。女郎蜘蛛に麻酔をかけて、巣穴に運ぼうとしているクロツチバチのようであります。彼女たちはキリギリス科のバッタを主に子どもの餌とするとされておりますが、黄色と黒の斑模様の動く物体が何か理解できるまでしばらく時間が掛かりました。盛んに動き回るものですからピントが合いません。商品開発のコンセプトが顧客ニーズからズレているところは『夢屋本舗』の根本的な問題なのかもしれません…^^;

No.〇×△ クロアナバチ Sphex argentatus fumosus 昆虫綱 膜翅目 アナバチ科
「ファーブル昆虫記」に登場するジガバチのように、このハチの仲間は、バッタ(成虫)の腹側にある神経節に(人間のように背中側に神経「背骨」が走っておらず、腹側を神経系が走っております。)お尻の毒針を刺して麻痺させ、幼虫の餌にする習性を持っております。穴倉に物を運び込む性格・行動は、『夢屋』もまた同じかもしれません。

本日の『キュウリ爆弾』の数10本…東北地方も大雨注意報が出ておりますが、通算688本目…700本には届かないようであります。

長女のH.N.から、彼女の投稿サイトを見つけました^^;
営業部専属イラストレーター『有季菜先生』のサイトはこちらです。
ハッハッハ!単なる親バカです。


コメント (2)
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