その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(怪鳥)

2011-08-08 14:42:41 | 夢屋王国

本日の『夢屋国王』は、珍しく早朝より日曜休日出勤。しかしながら、経費節減のおり、明日月曜日は振り替え休日なのであります。まぁ、毎日が日曜日のような仕事ぶりなのだから、振り替えしなくても同じなのかもしれませんけど…^^;
初夏の頃、国王の友人である『貧乏父さん(H.N.)』が彼のブログの中で「シオカラトンボ」を見たという記述をしておりました。彼の自宅は『夢屋王国』より東方へ約3Km、周囲は田園に囲まれ、一次改修程度の県管理河川が近くを流れておりますので、シオカラトンボを見たとしても何の不思議も無いのでありますが、当時、国王が王国内で良く目にしておりましたのが、尾は確かに白い(クリーム色)「コシアキトンボ」なものですから、彼の見間違いではないかと思っておりました。ましてや、普通種と言われるシオカラトンボを『夢屋国王』自身がほとんど目にしていないのでありますから…。
そんな思いも忘れかけていた昨日、偶然にも『夢屋王国』の田んぼにシオカラトンボが現れたのであります。しかし、動きの鈍い『夢屋国王』のカメラに収まるほど、彼はのんびりした生活をしてはおらず、畦畔の刈り倒したヒメジョンの茎やオオバコの花穂に止まっては、近づく国王を避けるかのように遠くへ飛び去ってしまいました。彼に縄張り(テリトリー)があるならば、必ず同じ所に帰ってくるはずであります。明日の臨時休暇は、シオカラトンボハンティングと決めたのでありました。
              
ご近所の大規模農家の後継者H君が操作しているのは、防除用のラジコンヘリであります。防除対象は、いもち病やカメムシ対策であり、『夢屋国王』がせっせと背負いの散布機で粉剤を散布している目的と同じではありますが、規模が丸っきり違います。以前は大型のヘリ防除を行っていましたが、農薬のドリフト(飛散)と早朝からの騒音で一般市民に嫌われ、「ヘリ防除協議会」などという責任逃れのための任意団体を作ってクレーム処理をしていたものですから、責任の所在が不明確になり、大規模農家の最近の主流はラジコンヘリに移り始めております。『夢屋国王』にしてみれば、突然の怪鳥の出現であり、興味深々なのでありますが、危険防止のため早々に追い払われてしまいました^^;
              
一方、農業後進国である『夢屋王国』の今朝の仕事は、未整理地の水路に生い茂ったガツギ(マコモ)を刈り取って、先日組み立てたお手製の雨よけテントにマルチ内の高温障害防止と防草を兼ねて敷き詰めてみました。延長30mほどの水路のガツギを刈り取るには骨が折れますが、一日5m、6日もかければきれいになるさとのんびり取り組むことにします。枯れたら焼いて畑にすき込んでやれば良いだろう…貧乏後進国は、有る物を有効に活用しながら、生き残る道を模索するのであります。

No.〇×△ 怪鳥ロプロス YAMAHA製 産業用機械
国からの補助金を差し引いても800万円程度するのではないでしょうか?農家の高齢化も深刻な問題であり、どんよりと思い腰痛と戦いながら薬剤散布をする『夢屋国王』とて、いつ防除組合のお世話になるか分かったものではありません。宝くじでも当たらない限り、『夢屋王国』に導入されることは有り得ないし、当たったとしても経費負けしますので買わないでしょう…。

シオカラトンボハンティングをするまでもなく、自宅の庭木の間からシオカラトンボが飛び出しました^^;
只今、植木屋『夢屋』奮闘中であります。
ヘクソカズラの蔓を引っ張っていたら、フタモンアシナガバチに腕を刺されてしまいましたぁ…イデデ

 

コメント
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