その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(国勢調査「あ」ver.3)

2011-08-05 13:03:05 | 夢屋王国

我が在所では、お盆の棚飾りにほおずきの果実を供えます。姉の嫁ぎ先から4年程前頂いた「ほおずきの鉢植え」は、植え替えや肥料も遣らずに放置していたものですから、年々小さくなり、今年植え替えて、ようやく花が咲いたものの、今年のお盆には間に合いそうにありません^^;
私の祖母は、赤く熟した果実の種を爪楊枝で取り出して、口の中でほおずきを鳴らしたものですが、子どもの頃の私は、いくら真似ても鳴らすことが出来ませんでした。第一、実から種を取り出すことさえ上手に出来なかったのですから…。
              
今日の国王は夏休み。少々遅めの起床となりましたが(シュラフを持ち込んで、『第2サティアン』で虫の声を聞きながら寝てしまいました。)無風状態であることを確認し、『三種混合ワクチン』を散布することにしました。
「ラブバリダスミ」…どこか呪文のような商品名称でありますが、
『ラブ』…「ラブサイド(フサライド)」…いもち病菌の菌糸侵入阻止作用
『バリダ』…「バリダマイシン」…紋枯れ病菌の発育を阻止する抗真菌性抗生物質
『スミ』…「スミチオン(MEP)」…カメムシ・ウンカ類・ニカメイチュウetc.殺虫剤
とまぁ、単純に商品名の頭をくっつけた商品名称なのであります。
6月に「オリゼメート粒剤(ブロベナゾール)」…葉いもち病用の殺菌剤を施用し経過を見てきましたが、今年は葉いもちの病斑がポツポツと見える程度で生育状況は良好…ならば散布しなくともと考えるのですが、昨年、紋枯れ病斑を見つけてから僅か3日程度で蔓延したことを思い出すと予防効果を期待して散布せざるを得ないと割り切って考えてしまうのであります。
「有機農業」は、ある意味「勇気農業」であり、豊富な経験や栽培技術が無いと実践出来ないものと私は考えております。
  
昨年は、夏バテと草に負けてしまい収穫出来なかったトウモロコシも、今年は見事に実の詰まったトウモロコシになりました。雌穂の部分に期待した(?)穴とフンを見つけ、包葉をやさしく剥いてみますと…お約束どおりアワノメイガの幼虫がお食事中でありました。生育初期に葉身にオルトラン粒剤をひとつまみ入れて置きましたが、既に効果を失っていたようです。
こうして一匹のアワノメイガが出てくれば、トウモロコシの市場価値はゼロに等しいのであります…『夢屋国王』は、虫が食べても安全なトウモロコシとして、喜んで食べますけどね…^^;

No.045 アワノメイガ Ostrinia furnacalis 昆虫綱 鱗翅目 メイガ科
初物は早速茹でて仏壇に供え、旬の味覚を頂きました^^; しかし、我が家の仏様より先に旬の物を頂いている不届きな子どもに育てた親の顔が見てみたい。またもや、悪い癖が顔を覗かせ、被害株をそのまま飼育セットにしてしまおうなどと、夏休みの自由研究を考える『夢屋国王』でありましたとさ…^^;

追記)お友だちの『仙親分』が、自慢のレガシーに彼女を乗せて、米沢にやって来ました。美人の彼女は『歴女』。旅の目的である「特選米沢牛トロ丼」は生肉問題で予約できず、「天地人」…直江兼続の兜は、展示している博物館が震災の影響で拝観停止状態。がっかりする彼女に、特選米沢牛のコースをお昼にご馳走し、上杉家の菩提寺である「林泉寺」(兼続とお船の墓所でもあります。)にご案内いたしました。急遽、上杉謙信から12代までの墓所「上杉御廟」にも案内することになり、何とか旅のナビゲーターを務めることが出来ました。
さくら子ちゃん♪ さゆママ♪ 夢屋は、人畜無害なナイスなオジサンです。(←自分で言う。)
デートの邪魔をせず、二人を解放(介抱)いたしましたのでご心配なく^^;
姫~♪ あのお肉…期待して待っててねぇ~!!!

本日の『キュウリ爆弾』の本数15本…昨日、デレデレの『仙親分』に爆弾をお見舞いするのを忘れていたぁ~

今夜は、温泉と生ビールが、私を待っている…

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする