「こがね虫は かねもちだ 金ぐら立てた くら立てた
あめ屋で水あめ 買ってきた(作詞:野口雨情)」
野口雨情先生は、何故、コガネムシをお金持ちだと思ったのでしょうか? 黄金虫…確かに、お金を持っていそうな名前ではありますが、彼らの生活史を見る限り、家を建てるようなステージはありませんし、一戸建ての所有者といった意味からすれば、ミノガの方が快適な家を持っております^^;
名付け親は、緑色から赤紫の金属色で、光沢を放つその体色から、黄金をイメージしたのかも知れません。本日、小金持ちの『夢屋国王』は、秋野菜の種まきをいたしました。生育の遅いブロッコリーやキャベツは一週間程前に種まきを済ませており、ハクサイと来春用のタマネギ、自家採種した長ネギが本日の対象であります。キャベツと同時期に種を播いた結球レタスは昨夜、ナメクジの急襲を受け、すっかり葉を舐め尽されてしまいました…。(クソ~!レタスは播き直し。)
休日に頑張り過ぎると平日の出稼ぎに支障を来たしますので、午後は2時間程度、自分自身をなだめて『第2サティアン』で昼寝をいたしました。「水無し、電気無し、トイレ無し」の三拍子揃った発展途上国の『夢屋王国』も「井戸水有り、発電機有り、自然界放尿有り」のかなり文化的な生活が送れるようになりましたが、ウッドデッキにサマーベッドを出して横になっておりますと空が見える。当たり前のことではありますが、来るべき冬を考えると『第2サティアン冬仕様』をそろそろ考える時期に来ていると思い始めたのでありました。
「基礎ブロック4個に柱を立てて、梁を鎹(カスガイ)で固定すれば下屋組みが出来て、どうせ雪囲いをするなら、周囲は雨戸仕様で囲めば冬でも快適に過ごせるはずである。水道は西側まで延長すれば、下屋組みの中で水仕事が出来る…。稲刈りが済んだ10月の遊びはこれで決まりだな!」と新たな大工仕事を考えながら、まったりと過ごす昼下がりであります…^^;
そうそう、国勢調査編No.055は、松井秀樹の背番号を意識して、王国内の巨人を探す課題が残っておりました。オニヤンマかヘラクレスオオカブト(←いる訳が無い^^;)でもご紹介できれば良いのですが、昼寝の後は、秋野菜を植え込む畑の草むしりで終わってしまいました。
そこで「大沢山」で見つけた怪人をご紹介いたします。樹木の病気かゾウムシなどの食害?今日のところは、両手を広げた怪人ということでご勘弁くださいなぁ~!
No.055 コガネムシ Mimela splendens 昆虫綱 甲虫綱 コガネムシ科
黄金虫と言われながら食事はいたって質素であります。幼虫は、土の中で木の根を食べ、成虫になってもクヌギやサクラの葉を食べるだけ…。
そうか、コガネムシは質素倹約によって、小金を貯め込み金蔵を建てるに違いないのであります。
姫~♪「あのお肉」美味しかったか~い^^;
朝方の冷え込みで、朝4時に目が覚めてしまいました。
最近は、家庭用の簡易なバッテリーも販売されているので、発電機をいちいち稼動しなくても『第2サティアン』は点灯可能となりました。こうした無駄遣いが多いので、小金持ち国王のお小遣いは少々目減り気味であります^^;
ちなみに、巻頭画像の花は、ヘクソカズラであります。潰すと異臭がするので、この名前…こんな名前に誰がしたぁ~!