その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(国勢調査「つ」ver.2)

2011-08-20 19:23:39 | 夢屋王国

穂揃期を過ぎた田んぼをのんびりと眺める『夢屋国王』とは裏腹に、イネは内部で劇的な変化を続けております。数日前、「太陽に照らされたイネの穂は空っぽであります。」と報告いたしましたが、開花を終えた籾のひとつひとつには、イネの茎や葉鞘に蓄えられたデンプンがショ糖となって転流し、籾の中にまたデンプンとして蓄えられていくのであります。
  
籾を摘み取り、爪先で潰すとご覧のように乳状の液体が出てきます。田んぼのイネは、いわゆる「乳熟期」を迎えているのです。さらに、光合成によって蓄えられたデンプンが、次第に穂先に蓄えられ、硬化し米に変わっていきます。こんな籾に口吻を差し込んで甘い汁を吸えば、さぞかし美味しいことでしょう。しかし、我が家の田んぼでは、未だに「アカスジカスミカメ」を発見することが出来ません。(本来ならば、見つからないことを喜ばなければいけないのでしょうけれど…^^;)
イデデデデ…盆踊りで張り切り過ぎて、足の親指の付け根を痛めたようです。腫れてはいるけれど、踏み込んでも痛くないので骨には異常なさそうです。捻って腱が切れたか、伸びたかしたのでしょう。どうせ整形外科で診察を受けてもシップ薬を貼る程度の治療でしょうから、当分様子を見ることにします。(←小さい頃から、徹底した医者嫌いなのであります^^;)
そんな足を引きずりながら、今日もまたお狩り場である「大沢山」散策をして参りました。
  
初夏の頃から気になっていたバッタ(左)がおりまして、本日、これがどうやらアシグロツユムシの幼虫であることが分かりました。たかだか15分程度の散策ではありますが、帰りしな、車の脇にセスジツユムシ(右)と思われるバッタも見つけたのであります。
イネの内部で起こっている劇的な変化と秋の虫の出現…季節は確実に巡り、収穫の秋に向かっているのであります。

No.〇×△ アシグロツユムシ Phaneroptera nigroantennata 
      セスジツユムシ Ducetia japonica  昆虫綱 直翅目 キリギリス科
両者とも「ジュキー ジュキー」と鳴くらしいのだが、私はまだ聞いたことがありません。脚が細く長く、外見的にはとても弱々しく見える虫であります。「露虫」などとは、儚いものの例えのようでありますが、こうした虫に目が向くのも感傷的な秋が近づいているせいなのでしょうか?
本日の国勢調査は大沢山、いつものように住民登録は行いません。というのも、No.055(松井秀樹の背番号)にちなんで、ビッグな獲物を探しているものですから…。「ビッグな獲物」果たして『夢屋王国』にそんな生き物が存在していただろうか…^^;
ちなみに、巻頭画像はイヌトウバナというシソ科の花であります。

秋野菜の準備として、ハクサイの種を播きました。今年は96株分…ちょっと作り過ぎでしょうか?
どうせ職場の後輩に配るだけなのですがねぇ^^;

ハクサイの種を播き、午後から植え床の草むしりを行いました。
地這いキュウリの後作に、ハクサイをと考えているのですが、何故か終盤の『キュウリ爆弾』が20本!!!
え"~まだ続くのでしょうか?

コメント
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