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Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

四字熟語で始める漢文入門

2025-05-16 14:10:38 | 本-言語関連
図書館から借りた『四字熟語で始める漢文入門』を読了。
本書を初めて見かけたのは自宅近くの本屋さん。しかし、「漢文」というタイトルから「難しい内容かも…」と勝手に解釈してしまい、結局買わずじまいになっていました。ちなみに著者の円満字二郎先生はペンネームに見えますが本名です。
漢文を学ぶのは高校2年生以来。レ点とか置き字など、懐かしい言葉が幾つも出てきました。少しずつ難易度を上げていますので、途中で挫折することもなく読み終えました。むしろ読んでいて楽しかったです。学校でもああいう教え方をしてくれたらと思いました。
しかし四字熟語って、その由来を知れば知るほど奥が深いし、びしっと四文字で決まるのが格好いい。学生時代はただ闇雲に文字だけを暗記していましたが、それだけではもったいないです。やはり元の文章や成り立ちなどから学ぶと楽しいです。
さらに漢文に触れたくなったので、Amazonで『精講 漢文 (ちくま学芸文庫)』を注文しました。届くのが楽しみです。





今日、マクドナルドで「ちいかわ」のおもちゃ付きのハッピーセットが発売。ちいかわ好きな妹からおもちゃが欲しいと頼まれました。自宅近くの店舗は朝9時にオープンなので、10分前に行ってみたところ、先客は約10組と少な目。余裕で2セット買っていきました。店舗によっては大混雑だったそうですね。箱から出さなくても箱に書かれている4桁の数字でおもちゃの内容が分かるらしく、その数字を見ると、2個とも妹の好きな「ハチワレ」ちゃんが描かれたおもちゃでした。良かった、良かった~。数日後に妹におもちゃを渡す予定ですが、「何が入っているか分からないけれどね」と伝えておきます。きっと開封後に大喜びでしょうね。

英語独習法

2025-04-24 14:41:05 | 本-言語関連
図書館から借りた『英語独習法(今井むつみ著)』を読了。
リスニング、単語、リーディングなど、それぞれに適した勉強法を紹介。特に単語を多く学ぶことを強調しています。ただし「本=book」のように覚えるのではなく、文章で纏めて覚えたり、類義語とセットで覚えるなどを勧めています。「英辞郎」など英語学習に役立つサイトについても紹介されていて、活用法も書かれているので役に立ちそうです。
多くの巷の英語学校が「英会話スクール」と掲げているように、以前からずっとスピーキングが重視されているように思えますが、会話だけではなかなか上達できないということ。単語やライティングも大事だそうです。
また、私を含めて多くの人が気になっているであろう「幼い頃から英語は始めたらいいのか?」「大人から英語を勉強するのでは遅いのか?」などの疑問にも答えています。
いずれにせよ、本書だけでは英語は身に付かないし、英語学習に近道はないということです。これからも英字新聞を読むなどして、英語に触れていきたいです。
今後の参考にしたいし、Amazonで中古本を注文しました。Kindle版もあるそうなのですが、内容的に紙の方が適していると思います。


あなたの日本語だいじょうぶ?

2024-11-21 13:59:34 | 本-言語関連
図書館から借りた『あなたの日本語だいじょうぶ?』を読了。
著者は国語辞典でお馴染みの故金田一京助氏の孫、金田一秀穂氏。タイトルから表現や言葉遣いなど日本語の間違いを指摘する本かと思っていましたが、全ての内容がそうだと言い切れない部分も。書下ろしを含めて言葉について語ったエッセイ集で、1つ1つが短く、隙間時間にもピッタリな1冊です。
コロナ禍、リモート、AI…と、時代はどんどん変わっていますが、それと並行して日本語も毎年新語ができたりと変化しています。本書では特に最近の日本語について考えさせられます。いつの時代でも若者言葉は非難の元になっていますが、いつの間にか定着しているものもあります。また、ら抜き言葉や敬語もよく話題になりますが、完璧に書いたり話したりするのは難しいですよね。


50万語を編む

2024-11-16 14:31:20 | 本-言語関連
図書館から借りた『50万語を編む: 「日国」松井栄一の記憶』を読了。
本書は日本語検定公式キャラクター「にほごん」ちゃんの「X(旧Twitter)」(@NihogonOfficial)で知りました。辞書編纂のお話はこれまでも何冊か読んできてどれも面白かったし、せっかくにほごんちゃんが紹介しているのだからと読んでみました。
やはり本書も裏切ることなく面白くてどんどん読めてしまいましたし、下手なTV番組よりよほどいいかも。いい本を紹介してくれてありがとう、にほごんちゃん♪
本書は『日本国語大辞典』に携わった松井栄一氏が書かれた『日本人の知らない日本一の国語辞典』と、インタビュー3編を収録したもの。何と松井氏の祖父、父親も辞書に関わっていて、辞書編纂という血が3代にわたって伝わっているわけです。辞書1冊作るのは並大抵ではできないし、いろいろ苦労がつきもの。でも、松井氏本人は比較的辞書作りを楽しんでいたようです。
それと「国語辞典」と一口言ってもそれぞれ特徴があるということ。ちなみに『日本国語大辞典』は出典に力を入れているようで、古いと1,000年以上前の書物から引用しているものもあるようです。「意味が分かればおしまい」でなく、その語がどこから始まったのか、どう使われているかにも注目すべきですね。
結局、Amazonで本書を買っちゃいました。中古で半額ちょっとで買えたのですが、カバーはちょっと汚れているものの帯まで付いていて、中身自体は新品同様でした。Kindle本も出ているのですが、寝る前など読みたいページをすぐに開きたいので紙の本に。折を見てまた読み直したいです。


『大漢和辞典』の百年

2024-03-12 14:33:43 | 本-言語関連
図書館から借りた『『大漢和辞典』の百年』を読了。
本書は読み応えが十分あり、写真も豊富で、なかなかの1冊です。諸橋先生ファンの方はもちろん、漢字好きや漢和辞典の歴史を知りたい方にもぴったりです。
『大漢和辞典』は大正~昭和の初めから構想があったそうですが、戦争を挟んで完成までに何十年もかかったそうですから、大修館書店から発行されたものの中では「大作」でしょう。まして当時は手作業でしたし、相当な苦労があったことがひしひしと伝わってきました。
本文だけでなく、本そのものにも工夫が。表紙を開くと実際に使った活版印刷の版の写真が。その活字びっしりの写真を見て、「まさにアート…」と感じました。さらには、借りた本なので一部しか見えませんが、カバーを外すと『大漢和辞典』に収録の漢字がびっしり印刷されているようです。
本書は読むだけでなくインテリアにもなりそうですし、買おうかどうか迷います。ただ、お値段が税抜3,400円と少々張るんですよね…。あれだけの貴重な資料が載っているのであの値段でもしかたないかもしれません。今月誕生月なので、自分への誕生日プレゼントとして買おうかしら。



全く違う話ですが、自宅近くの「カルディ」によく行きます。無料でオリジナルコーヒーの「マイルドカルディ」を店内で飲めるのですが、ついでにお菓子や限定品などつい買ってしまいます。まさに「只より高い物はない」ですね。

国語は好きですか

2024-03-01 12:46:04 | 本-言語関連
図書館から借りた『国語は好きですか』を読了。日本語に纏わる、18の短いエッセイからなる1冊です。
2つ目のエッセイのタイトル「悪魔の言語⁈」から、戦争直後のGHQが「漢字は悪魔の言語」と言って漢字を相当嫌っていたと、阿辻哲次先生がラジオ番組で仰っていたことを思い出しました。実際に「当面の間使う漢字」として当用漢字が制定されましたし、漢字は廃止される予定でした。仮名も廃止して「全てローマ字にする」案さえも出ていましたが、そうならなくてホッとしています。
段落や「、」と「。」が使われるようになったのが最近のことだったのは意外でした。本に載っている古文の写真を再度確認してみると、ホント、段落も句読点もなく文字が一続きです。著者は「他言語の真似をしてけしからん」といったような表現をしていますが、私は段落等に慣れてしまったので、やはりあった方が良いのかと思います。悪いところは排除して良いところは取り入れるべきかなと思うのですが、どうでしょう?
ところで最後のエッセイで、改めて本書のタイトルでもある

「国語は好きですか」

と書かれてあり、果たしてどのくらいの人が日本語を好きなのか疑問になりました。外国語(特に英語)を「かっこいい」と思う人はかなり多いでしょうし、逆に日本語を「ダサい」と思う人も相当いるでしょう。裏返せば、それだけ自国の言葉に自信がないのでしょう。恥ずかしながら私もそう思っていましたが、漢検に再挑戦して漢字のことを詳しく知るようになってからは「日本の漢字ほど素晴らしい文字はない」と感じるようになりました。漢字が使われるようになってから1,000年以上も続いているし、もっと日本語に自信を持っていいと思います。
海外出身のある漢検1級ホルダーさんによると、アニメ「ドラゴンボール」で「亀」の字を見て「漢字はアート」だと感じたそうです。日本語を勉強したい人って案外いるらしいです。英語も大切かもしれませんが、まずは自国語である日本語をしっかり学んで好きになっていきたいなと思います。


教養としての上級語彙

2024-02-28 13:51:55 | 本-言語関連
図書館から借りた『教養としての上級語彙』を読了。本書はX(旧Twitter)のフォロワーさんの紹介で知りました。
読み始める前は単に見出し語と意味の羅列かと思っていたら、実際は読み物感覚に書かれてあって、こういう類の本としては珍しいと思います。漢検や日本語検定に出題されている、または出題されそうな語彙がどんどん出てくるし、語彙力を伸ばすだけでなく試験対策としても良さそうです。あれだけの語彙が自然と使えるようになれば、印象がグンと良くなるかも…。
最も意表を突かれたのが「出来」という語彙。普通は「でき」と読みそうなところ、「完成」という意味では「しゅったい」と読むそうです。新聞広告等では「重版出来」などとよく目にはしますが、ずっと「でき」と読んでいました(汗)。手元の辞書で調べてみると「しゅつらい」から転じて「しゅったい」と読むようになったそうですが、理由などは書かれていませんでした。漢和辞典では「来」を調べても「たい」という読みが出ていませんし、きっと「たい」と読むのはこの語彙だけかもしれません。
「さらば、ボキャ貧!」というキャッチコピーが本書に書かれていますけれど、やはり日本人全体でみると語彙力が落ちているのでしょう。ただ、来日する人も増えているし、誰にでも分かるような易しい日本語を使うことも時には必要だと思いますから、どちらが正しいかは言えないと思うのです。まぁ、語彙力があるだけ表現のしかたが豊かになりますから、私は語彙を増やす方に一票入れます。


日本・日本語・日本人

2024-02-22 14:38:30 | 本-言語関連
図書館から借りた『日本・日本語・日本人』を読了。鈴木孝夫氏ほか2人の鼎談4つと、その間に論文を挟む形の1冊です。
やはり最も興味を引いたのは英語習得に関する話。もし学生時代に戻ってやり直し科目は国語と社会。英語を学ぶ前に国語をみっちりやらないと、英語も母国語である日本語も中途半端に終わりますからね。2000年現在なので古い情報かもしれませんが、1週間当たりの授業時間が国語も英語も週3時間だと知って、一瞬目を疑いました。これは私が小学校~中学校の頃の話ですが、国語の時間は最低でも週4日~5日はあったと思います。
たしかに海外の人と接することが増えていますし、最低限の英語力は必要だと思います。ただ、英語を母国語よりも優先するのもどうかしていますし、国内では英語を使わなくても生きていけます。ネイティブ並みの英語力は通訳者や英語教師など、一部の人だけが必要なのではと思います。
片仮名英語が増えているのも問題ですね。該当する日本語があるのにそれをわざわざ片仮名で表すこと自体がよく分からないし、かえって漢字で書いた方が意味が通りやすいと思います。「これも時代の変化」と片付けてもいいのでしょうが、乱用にも程があります。それに「リストラ」など実際の英語と違う意味の片仮名英語が多いので、英語学習の妨げにもなります。


語学で身を立てる

2024-02-15 14:31:34 | 本-言語関連
図書館から借りた『語学で身を立てる』を読了。X(旧Twitter)でフォローしている方から本書の紹介があったので、読んでみました。
「外国語」というとまず思い浮かべるのは英語ですが、著者には英語以外にも習得している言語(主にヨーロッパ地方)があり、他の言語についても触れられています。語学で食べていく職業として翻訳、通訳、教師などがありますが、どれも相当な語学力が必要なのはもちろんですし、その国の文化を知ることも母国語である日本語も大切。やりがいはあるでしょうが、どの職業も大変ですね。
語学を学ぶのにネイティブスピーカーから習うのがいちばんと考えている人も多くないですけれども、本書にあるように日本語もしっかりしている教師がいいかと。それと帰国子女だからって語学が優れているとは限らないし、かえってインフォーマルな言葉ばかりを知っていてビジネスでは通用できないし、母国語がきちんとしていないという話です。最近では話すことに重きが置かれていますが、単語を並べただけでは相手に通じないし、文法も馬鹿にできないと思います。
どういう目的で外国語を学ぶかによっても学び方が全く異なってきますし、学生時代の外国語の成績によってもスタートの方法が違うともいいます。いずれにしても、集中して勉強するとか、毎日少しでも外国語に触れるなどが大事になってきます。
著者はTOEICや英検の試験をほとんど受けてこなかったそうですが、「これだけの実力があります」という証明として挑戦するのはありだと私は思います。試験を受けることで目標が立てやすくなりますし、申し込んだ後は嫌でも勉強せざるを得なくなります。私も20代に英検準1級を早めに取っておいて良かったと思っています。
別に語学のスペシャリストにまでならなくても、ちょっとでも語学の勉強に興味を持っているなら、この本はお勧めです。



Amelia定例トライアル(テクニカル・IT)の締切が近づいています。少しずつ下訳の見直しをしていますが、誤訳や不自然な訳がどんどん出てきて冷や冷やしています。短時間で終わらせるのも大事ですが、それよりも今は和訳の質を高めた方がいいかもしれません。

面白くて眠れなくなる日本語学

2023-11-23 13:37:47 | 本-言語関連
図書館から借りた『面白くて眠れなくなる日本語学』を読了。本書を寝る前に読んだ日もありましたが、バッチリ眠れました(笑)。
本書は昔の日本語とか蘊蓄など、分かりやすく書かれた1冊。もうちょっと深く突っ込んでも良かった部分もありましたが、こういう本を初めて読む人にはピッタリかもしれません。
昔と今とは発音が異なっていた話とか、様々な方言の話は楽しく読めました。一時は方言を共通語に改めることが徹底されていたこともあったそうですが、各地の文化を残すためにも方言も残すことも大切なのではと思います。
そういえば母が子どものころ、祖母(つまり母から見たら母親)から語尾に「じゃん」を付けるのはダメだと言われていたそうです。戦後、方言を話したら罰として「方言札」をぶら下げないといけない学校もあったと聞きますが、相当方言に対する圧力があったようですね。



ところで今日(23日)の午前中、自宅近くのユニクロへ。妹からコラボ商品「ANYA HINDMARCH」のニットとソックスを頼まれたのですが、整理券を配っていたらしく、すぐに売り場を見ることができませんでした。それから30分くらい経ってやっとその売り場へ行ったのですが、ニットが殆ど売り切れていて、希望のサイズが買えませんでした。それでもソックスを3足購入。オンラインショップへ何度もアクセスしようとしてもずっと集中していました。「ユニクロ感謝祭」の初日とあってレジも並んだし、とにかく疲れました…。
下の写真が買ったソックス↓ 何気に可愛いですよね。