Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

書店ガール7

2019-03-27 15:07:32 | 本-その他
図書館から借りた『書店ガール7 旅立ち (PHP文芸文庫)』を読了。
本書では4人の「書店ガール」たちのその後を描いたもの。そのうちの1人は厳密にはもう書店員ではなく学校の図書室の司書なのですが、そこにもいろいろ考えさせられてしまうエピソードが。私にも似たような経験があったので、同感しました。
本書を読んでいると、やはりリアルの本屋さんはいいなと思います。Amazonなどで簡単にクリック1つで本が買えてしまうのも便利だけれど、リアルの本屋さんのあの独特の雰囲気もいいです。それに店内のポップやフェアで紹介されている本や平積みされている本を見て、新たな発見もできます。実際に本書を読んだ途中で、つい本屋さんに寄ってしまいました。
このシリーズもこの7巻で完結してしまい、寂しい気がします。けれど、「書店ガール」たちの活躍はまだまだ続くのでしょうね。

書店ガール7 旅立ち (PHP文芸文庫)
碧野 圭
PHP研究所

通知疲れ

2019-03-13 21:05:58 | 日記・エッセイ・コラム
先日、「スマホ断ち」について書きましたが、その記事を書いているうちに数ヶ月前のことを思い出しました。
本ブログには何度も触れていますが、昨年の3ヶ月間だけ知人の仕事を在宅で手伝っていました。手伝う際には主にスマホとタブレットを使用したのですが、アプリや電話、SNSなどの不定期な通知にヘトヘトになってしまったのです。
通知はいつ来るか予想できず、朝も夜も休みがあるようでない状態。仕事なので当然ずっとマナーモードの訳にはいきませんでした。ちょっとスマホから目を離しただけで、たくさん通知が来てしまうこともありました。3ヶ月間に丸々しっかり休めたのは旅行に行った2日間だけ。すっかり通知疲れしてしまい、とうとう精神的にダウン。休職に追い込まれてしまいました。
休職中、通知音が怖くて、1~2ヶ月間は自宅でもずっとマナーモードのまま。外出先で他の人のSNS通話の着信音が鳴った時はビクビクしてしまいました。
スマホで繋がっていることがいいのか悪いのか。スマホだと時間外でも仕事ができてしまうから、公私の区別がつかなくなってしまう。パソコンなら電源を落としてしまえば仕事はできませんから、まだましかもしれません。

「スマホ断ち」してみたいです

2019-03-12 20:37:42 | 日記・エッセイ・コラム
先日『ネット断ち (青春新書インテリジェンス)』を読んだことを書きましたが、それに関連して自分が普段感じていることを書こうと思います。
それは「スマホ断ち」のこと。連絡を取る上で丸1日は難しいかもしれないけれど、1日1~2時間スマホを全く見ない時間を作りたいのです。
実際、カフェなどで読書する時は殆どスマホを見ませんし、見たとしても1回か2回チェックする程度。本当はそういう時間こそスマホの電源を落としたいくらいです。また、スマホゲーム「どうぶつの森ポケットキャンプ」は自宅のWi-Fiを使ってプレイするだけで、外では遊ばないようにしています。
「時代遅れ」と思われるかもしれませんが、いまだにウォークマンを愛用しています。スマホにも音源を落とせますし、その方が荷物が少なくて済むでしょう。でも、専用機器の方が英語のリスニングをする上で集中できるのです。スマホだとSNSやメールの通知に邪魔されてしまうから嫌なのです。
因みに電子書籍も読書専用機器の「Kindle Paperwhite」でしか読んでいません。理由は上記の他、画面が大きくて目にも優しいからです。1時間以上読書をするとどうしても大画面がいいのですよね。

街を見渡すと、電車でも歩道でもスマホを弄っている人ばかり。中には赤ちゃんを抱っこしながら「歩きスマホ」をしている親もいて呆れるくらいです。勿論スマホで「日経電子版」や電子書籍を読んだり英語や資格の勉強をして有意義に過ごす人も少なからずいることでしょう。しかし大抵はSNSやゲーム、動画などで何時間も時間を潰す人ばかりだと思うのです。
「歩きスマホ」をする人って大半は猫背で、まるでゾンビのようにのろのろ歩いている。そんなのみっともないだけですよ。それと稀に2~3歳くらいの子どもがスマホを上手に操るところを見かけるけれど、何だか気味が悪いです。

電車の中などでもスマホばかり見ないで、たまにはスマホから目を離して窓の外を眺めるのもいいのではないでしょうか。あるいはスマホで時間を潰す代わりに家族と会話をするとか、読書をするなど、もっと人らしい行動をしたらどうでしょうか。

そういえば海外旅行の時はスマホの電源を落とすけれど、全く不便さを感じませんでした。思い出すとちょっと前まではガラケーさえなくても生活できたのですよね。だから1日1回でも「スマホ断ち」しても問題ないと思います。「即レス」なんて言葉があるけれど、そこまでしてスマホを取り出す必要があるのでしょうか。「スマホ断ち」によって少しは精神的にも余裕を持ちたいです。

変身

2019-03-12 14:38:35 | 本-その他
カフカの『変身』を青空文庫(Kindle版)で読みました。こういう作品を無料で読めるなんてありがたいですね。
実はこの作品を中学時代に読んだことがあるのですが、主人公が朝目覚めると変な虫に変身してしまったこと以外全く覚えていません。当時の私にとって、ちょっと内容が難しかったのかもしれません。
もし私が主人公の立場に置かれたら、いろいろ考えてしまいますね。家族のこと、仕事のこと、将来のことなどなど。

変身 (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社

ネット断ち

2019-03-11 21:04:41 | 本-その他
Kindle本『ネット断ち (青春新書インテリジェンス)』を読了。
本書の場合、この「ネット」とは主にスマホによるもの。「丸1日は無理だとしても、1日1時間でもネットから離れて読書の時間にでも充てましょうよ」という主旨のようです。
別に100%ネットが悪というわけでなく、「青空文庫」ではネットを通じて無料で文豪の文章が読めるのだからありがたいです。でも、そのネットも使いようなのですね。何時間もSNSやネットサーフィンをしては何の知識も得られませんし無駄なだけです。
いつでもどこでも繋がることができて、スマホは便利です。しかしそれを意識しすぎて「すぐ返事をしないと」とか「いつも誰かに見張られている」などと縛られてしまうのも事実です。それに簡単に答えが見つかるから、考える力を失ってしまいます。だから1日1回でもいいからスマホを見ない時間を作れば精神的にも楽になるし、その分読書に充てて知識を養うことが大切なのではないでしょうか。

ネット断ち (青春新書インテリジェンス)
クリエーター情報なし
青春出版社

本屋になりたい

2019-03-11 11:37:20 | 本-その他
本屋になりたい: この島の本を売る (ちくまプリマー新書)』を読了。
本書との出会いは、自宅近くのショッピングモール内の本屋さんにて。4年ほど前の本なのですが、そこの本屋さんでは目立つように置いてありました。タイトルと目次に惹かれて、つい衝動買いしてしまいました。
著者は沖縄で小さな中古書店を経営している女性。その前は大手書店で働いていたそうです。
本屋さんにとって図書館や中古書店は敵なのかという内容も書かれていましたが、著者によればそうでもないとのこと。逆に図書館で本に触れることで本屋さんに訪れる人が増えるとのことです。たしかに私も図書館で借りて良かった本をAmazonなどで買うこともありますね。
その他、中古本の値段の決め方、仕入れ方、売り方など、中古書店の裏話が書かれていて、読んでて興味を持ちました。ブックオフのような新古書店もいいけれど、個人の中古書店もそれぞれの特徴があって行きたくなりますね。中古書店っていつも品揃えが違うから、その時の「出会い」ってあるんですよね。

本屋になりたい: この島の本を売る (ちくまプリマー新書)
クリエーター情報なし
筑摩書房

わかりやすさの罠

2019-03-08 12:50:57 | 本-その他
わかりやすさの罠 池上流「知る力」の鍛え方: 池上流「知る力」の鍛え方 (集英社新書)』を読了。
第1章ではTV番組(特にニュース番組)の裏側のことが書かれていますが、殆どTVを見ない私でも多少は興味が持てる内容でした。分刻みで視聴率を気にしているなんて、驚くというか呆れるというか…。
第3章ではリアル書店のことや新聞のことなど。本当は著者のように紙の新聞を購読するのがベストでしょうが、電子版でも十購読料を払うだけの価値はありますし、無料サイトよりは内容がしっかりしています。ネット書店とリアル書店の売り上げランキングが異なっているという事実は意外ですね。リアル書店はちょこちょこ行きますが、思わぬ発見ができて楽しいです。先日も新刊でないものの興味の持った本を見つけて買いたくなりました。そしてやはりスマホで検索やSNSをダラダラやるのは頭をあまり使わないし、程ほどにしておいた方がいいですね。

わかりやすさの罠 池上流「知る力」の鍛え方: 池上流「知る力」の鍛え方 (集英社新書)
クリエーター情報なし
集英社