Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

「マルチタスク」は存在しない

2020-05-25 11:07:22 | 日記・エッセイ・コラム
最近、下記2冊を読了。





これら2冊を含めて何冊かの本を通して分かったことは「マルチタスク」は存在しないことです。
マルチタスクはちょっと前まで流行(?)になった言葉でした。私は幾つもやるべきことを抱えるとパニックに陥ってしまい、「マルチタスクが得意」な人を羨ましいと思っていました。だからそれを知って安心しました。
でも、人ってマルチタスクはできないのですって。スマホを弄りながら他の用事をするのは「マルチタスクをしているよう」でいて、幾つかのことを交代してやっているだけだそうです。それどころかそれらのことは集中して行えないため、1つのことに集中する(シングルタスク)より時間がかかるそうです。

ちょっと話が逸れますが、心に余裕がなくなった人が増えたように感じます。「いつも何かしなくてはいけない」「忙しくしてないといけない」と追いかけられている人ばかり目立ちます。ほんの数分と思われる信号待ちや電車待ち、いやもっと時間の短いエレベーター待ちやエスカレーターの上でも、すぐにスマホを取り出す人が何と多いことか。そんなに忙しいのが美徳なのでしょうか。
スマホは便利ですけれど、その一方で「時間泥棒」です。「忙しい」と言っている人に限ってSNSやゲームに何時間も費やしている。スマホ以外に何か趣味を持てば少しは精神的にも余裕が持てると思います。

一緒にいてもスマホ(2回目)

2020-05-23 11:46:24 | 本-その他
Kindle本『一緒にいてもスマホ ―SNSとFTF―』を読了。
本書はけっこうなボリュームですが、要するに

「マルチタスク」は存在しない。
「Face to Face」のコミュニケーションを大切に。

ということを強調したいのだと思います。
よく食事をしながらとかパソコンを操作しながらスマホを弄っている人がいますが、実は「マルチタスクをしているように見える」だけなのですって。逆にそういうことばかりしていると効率がかなり落ちるそうです。会議中にスマホも勿論ダメですし、結局話を聞くのもスマホでメールを打つのも中途半端になってしまいます。
最近、コロナウィルスの影響で在宅勤務が推奨されていますが、ビデオ会議と実際に顔を合わせる会議では全く異なるということ。身振りや表情など、伝わり方が全然違うのですって。全く在宅勤務を否定するつもりはありませんが、上手に使い分けたいですね。
時々話をしている時にスマホを弄っている人がいるけれど、「話をきちんと聞いてもらえない」「私の話に全く興味を持っていない」などと感じて不愉快になります。
それと友人同士で集まる時もテーブルの上にスマホを置くのは変ではないですか?せっかく会っているのにスマホで他の友人に向かってSNSを送っているなんて時間の無駄です。何のために集まっているのでしょう?
スマホは便利ではありますが、その反面誘惑も多いです。「スマホに利用される」ことのないようにしたいものです。


中学生レベルの公民のおさらい

2020-05-10 11:52:00 | 日記・エッセイ・コラム
僕らが毎日やっている最強の読み方―新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意』の影響を受けて、ふと社会科のおさらいをしたくなりました。
毎日触れている新聞も社会科の知識があるのとないのでは理解に差が出てくるそうです。たしかに歴史とか政治とかそうですよね。
で、本屋さんで見つけたのがこれ↓

地理と歴史、そして公民をすべて勉強できる内容。似たような本が他に2冊あったのですが、本書が最新ということでこちらにしました。
中学高校と社会科の成績は5段階で「2」ばかりだった私。ボリュームがあるし途中で挫折するのではないかと心配でしたが、やはり中学生でも分かるのを前提としているので、大人のやり直しにも向いていました。たとえばふるさと納税のこととか政治や選挙の仕組みとか易しく書かれていて、読んで良かったと思いました。地理と歴史はまだノータッチですが公民のより深い理解に繋がるので、後日改めて読んでみたいです。