Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

そんなにiPhoneに拘らなくても…

2024-09-28 15:32:59 | 日記・エッセイ・コラム
またネット記事からになりますが、Androidユーザーの私にとって衝撃的な記事を読みました。

「Androidスマホを使う若者はいじめられる」“巷のウワサ”にITジャーナリストが「反論」する理由
https://bunshun.jp/articles/-/73629

実際Androidスマホを持っているからって苛められる人はほんの一握りでしょうが、こんな風に記事にまでなるとは。
たしかに若い人の9割以上はiPhoneで、Androidスマホは1割にも満たないようです。ちなみに大学2年生の姪もiPhoneを使っています。「中古でもいいからど~してもiPhoneが欲しい!」と親にねだる中高生もいるそうですし、AndroidスマホをiPhone風の画面にできるアプリまであることには本当に驚き。
そこまでiPhoneに拘る理由はおそらく「みんなと一緒がいい」とか「仲間外れは嫌」だからでしょう。10代の頃の私もそうでしたが、特に若い人は「同調圧力」が強い。そんなに他人と同じがいいのでしょうか。
別にiPhoneだろうとAndroidスマホでも持つのは個人の勝手ですし、私はどちらでも構いません。しかし、iPhoneってお値段が高い。スマホで10万円~20万円なんて、私の今使っているパソコンが買えてしまいます。それにたいていのiPhone利用者(もちろんAndroidスマホ利用者も)はSNSや動画、ゲームに使っているだけですし、高級車に乗って100円ショップや激安スーパーに行くのと同じような気がします。
何年もスマホはPixelシリーズを使っていますし、タブレットもiPadではなくPixelタブレット。一度もApple製品を持ったことがないのですが、別に大勢と合わせなくても十分に満足しています。
ごく一部の人が大きく流した噂ばかり気にしない方がいいと思います。私もそういったWeb記事にはきちんと注意し、自分の頭で考えて内容を吟味しながら読むようにしています。また、自分から意見などをブログやSNSに発信する際も、正しいのかじっくり考えて、衝動的にならないように気を付けています。

ラジオ体操ができない子どもたち

2024-09-27 14:14:37 | 日記・エッセイ・コラム
あるネット記事によると、子どもたちの運動能力の低下でラジオ体操をとりやめた保育園があるそうです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7b10ac406e519b5fcbbed35c83ff0b5d5150a7b1

何とラジオ体操で怪我してしまう子どもがいるそうです。また、雑巾がけができない、何十分も体育座りができないなど、ちょっと前までは殆どの子どもが当たり前のようにできたことが、今の子どもたちはできないとも書かれていました。スポーツ教室などに通わせて運動能力を高めさせようとする親もいるそうですが、お金まで出してそこまでやることなのかと疑問に残りますし、月謝を払えない家庭との差が出てしまうでしょう。
私は子どもの時から運動音痴でありインドア派ですが、それでも外で遊ぶことはありました。また、通学や校内の教室移動で坂道や階段を使うことが多く、それだけでも運動になりました。遊びなど普段の生活からして自然と基礎的な体力はついたと思います。
ですが、今の子どもたちは外遊びの経験がかなり減りました。現在高校3年生の甥も小学生の頃、公園でボール遊びなど禁止事項が多くて、結局は友達同士で3DSで遊んでいたそうです。それに外で遊んでいると「うるさい!!」と大人から注意されてしまいます。結局は家でスマホやゲーム機器で大人しく遊ぶしかありません。
前にも書きましたが、体力がなさそうな中高生をよく見かけます。足を引きずりながら歩いて、俯いて猫背でスマホを見つめている。普通10代ならシャキッと歩くものですが、これではまるで年配者のよう。そんな現在の中高生が高齢になる頃には足腰の運動不足で杖やカートがないと歩けない、または寝たきりになっていそうです。

読書に関する世論調査

2024-09-26 14:12:12 | 日記・エッセイ・コラム
文化庁のサイトに「令和5年度『国語に関する世論調査』の結果について」の結果が載っていました。

https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/94111701.html

驚いたことに、1ヶ月に1冊も本(電子書籍を含む)を読まない人が6割を超えたとか。1冊読めば平均以上なんて、ホント、本離れが進んでいますね。
読書量が減った理由としては「読む時間がない」を上回り、「情報機器(携帯電話、スマートフォン、タブレット、パソコン、ゲーム機等)で時間が取られる」が4割強でトップ。SNSや動画に夢中になって何時間も見てしまい、時間を無駄にしてしまったなんて話をよく聞きますし、時間を忘れるくらい飽きないように巧みに作られていますからね。
私の場合、Kindle本を含めて1ヶ月に5冊前後本を読んでいます。それでも数年前よりも冊数は減っていて、1日あたりの読書量も減っています。
本を選ぶきっかけはネットからの情報が増えているようです。リアルの本屋さんが減り、Amazonからのダイレクトメールからサイトへアクセスしてレビューなどを読んで買うことが増えてきましたし、それも時代を反映していますね。
本離れによる国語力の低下が問題になっていますし、やはり本を読むことで、しっかりと読解力や語彙力を磨いていくことが大事だと思います。ネットで無料の記事を読むことができますが、どうしても斜め読みになってしまいますし、内容が正しいのか否かを判断するのも難しい。また、ネットの記事は自分の嗜好が反映されることが多く、情報が偏ってしまいます。
周りを見ても読書派は少なく、殆どの人がスマホに夢中。たまにはスマホから離れて、集中してゆっくりと読書を味わうのもいいことだと思います。

翻訳トライアスロン2024

2024-09-25 14:18:59 | Amelia・翻訳トライアル
本記事を書く直前に、Amelia「翻訳トライアスロン2024(実務)」の応募を終えました。
この毎年夏恒例のイベントに応募するのは今回で4回目。「トライアスロン」というタイトルのとおり、3ヶ月にわたって全部で3つの分野(他には出版・映像)もあるのですが、私は実務翻訳者を目指しているので実務のみの応募です。特に映像に至っては、翻訳スクールなどで勉強しないと絶対に無理です。
悲しいことに過去3回の点数は「76点」、「60点」、「54点」と、どんどん下がっています(涙)。ですので、今回は何としてでも点数を上げたく、最後まで気を緩めないように取り掛かりました。
毎年散々な結果に終わっていますが、トライアスロンの課題文の和訳を終えられたことで少しは自信がつきました。随分前にも挑戦したことがあるのですが、課題文の長さに圧倒されて何度も挫折していたのです。毎月の「定例トライアル」の分量はA4用紙で1枚前後、一方でトライアスロンはその約4倍ありますから。まぁ、実際のお仕事の量はこれよりも多いでしょうが。
詳しくは書けないのですが、最後の最後で大きな誤訳を見つけて慌てて直しました。ホント、最後まで気は抜けませんね。応募ボタンをクリックする瞬間も、ミスをしてはいないかとドキドキでした。
とりあえず今はホッとしています。来月の定例トライアル(IT・テクニカル)も頑張ります。

辞書と日本語~国語辞典を解剖する~

2024-09-11 14:37:45 | 本-その他
図書館から借りた『辞書と日本語~国語辞典を解剖する~』を読了。
企画から用例集め、校正、印刷など、辞書を1冊作るのにどれだけ手間暇がかかったか改めて理解できました。
最も興味を引いたのが収録語について。『広辞苑』のような中辞典と『三省堂国語辞典』のような小辞典と比べてももちろんですが、小辞典同士てもどこにウェイトを置くかはそれぞれ異なるようです。
本書でも触れられていますが、私も冒頭にある凡例はほとんど読んだことがありません。辞書の特徴や使い方をきちんと説明しているだけあって、そこを読まなければ100パーセント活用は難しいとのこと。時間が合えば読みたいと思います。
ただ、内容そのものは良かったのですが、2002年発行の本書はちょっぴり古臭さを感じました。たとえば「フロッピーディスク」なんて出てくるけれど、10代~20代の若い世代は聞いたことも見たこともないでしょうね。今ではスマホアプリでも辞書が引けますから時代を感じます。
本書を読んでいるうちに、中辞典『大言海』を買おうか迷ってしまいました。図書館で現物を見たいのですが、Yuki地域の図書館には置いてないらしく、隣の地域にある図書館まで電車で行こうと考えています。『大言海』よりも規模の小さい、文庫化された『言海』も出ているそうなのですが、虫眼鏡が必要なくらい字がかなり小さいそうです。1人で『言海』を編集してしまった大槻文彦氏には頭が下がります。




2028年 街から書店が消える日

2024-09-09 13:50:29 | 本-その他
図書館から借りた『2028年 街から書店が消える日』を読了。
「本当に?」と思えるほどびっくりするようなタイトル。さすがに2028年はないと思いますけれども、もしかしたら現実になるかもしれません。本書では生き残りに苦戦したり廃業に追い込まれたりした本屋さん、どうすれば本屋さんが生き残るのかなどが書かれています。ちょっと難しい箇所もありますが、いずれにしてもリアル書店の本音が伝わってくると思います。
私に強烈なインパクトを与えたのがこんな文章。

「紙の本は、どこで買えるのですか?」

えっっ、嘘でしょう…? あまりにも仰天して、思わず本書をひっくり返しそうになりました。ブックカフェのアルバイトの面接で若い人がこう質問したそうですので、冗談ではなさそうです。小さい頃にリアルの本屋さんで絵本やコミックを買ってもらったことはないのでしょうか? たしかに電車やカフェでも紙の本を読む若い人はほとんど見かけませんし、若い人に限らず大半の人がスマホをずっと弄っていますよね。でもいくらスマホで漫画や雑誌記事を読んだりできても、限度というものがあります。
Yuki地域でも例外ではなく、本屋さんが数店潰れています。中には賑わっている本屋さんもありますが、雑誌の数がかなり減って時代を感じます。私も電子書籍Kindleを使っていますしそれ自体は悪いとは思いませんが、リアルの本屋さんで実際に内容を手に取ったり、たまたま良書を発見することは大きいです。じつは私もリアルの本屋さんで偶然いい本を見つけて、考え方や生き方が良い方向へ変わったことがあります。翌日に本が届くネット書店もいいけれども、リアルの本屋さんも捨てがたいです。
やはり本を買い切りにするとか、本屋さん側が仕入れる本の冊数を決められるなど、そろそろ制度も変える時期に入ってきていると思います。また、本屋さん自体も本の並べ方を工夫するとか有料イベントを行うなど、ネット書店では真似できないことを行うといいのではと思います。


「ひとりが好きな人」の上手な生き方

2024-09-04 14:30:00 | 本-その他
Kindle本『「ひとりが好きな人」の上手な生き方 』を読了。ページ数は少なく、1~2時間で読み終えました。
私は典型的な「内向型」。人混みの中だと疲れてしまう。本を読むことが好き。大勢の前で話すのは苦手。好きな分野や得意な分野ならたくさん話せる。小学校時代は休み時間に1人で漫画を描いていたし、それから後も友達と群れることが少なかったです。
でも、本書を読んで、無理に外向型にならなくていいんだと安心しました。外向型の方がリーダー向けで昇進しやすく、話し上手で、いろいろと有利でないかと思いましたが、誰かと一緒でないとダメなど、案外短所もあるものと知りました。
あのビル・ゲイツ氏も内向型とは知りませんでした。彼が読書好きとは別の本を読んで知りましたが、内向型だからってリーダーに向いていないわけではないようですね。
直近の会社で勤めていた時、当時中高生だった甥や姪が土曜日はほぼ毎週、家に寄ってきたのです。場合によると妹と旦那さんと家族4人来ることも。本当はお休みの日くらい家でゆっくりしたかったのですが、「こういう年頃の『漢検ブラザーズ』は今しか見られない」と、心の中ではけっこう我慢していたかもしれません。おそらく病状が悪化したのはそういう疲れからでしょうし、まさか休職→退職にまでなってしまうとは思いもしませんでした。やはり正直に「休みたい」「1人になりたい」と告げておけば良かったです。
それに、カフェは1人で本を読んで過ごしたいし、美術館や博物館も1人で行く方がじっくり自分のペースで見学できて好きです。内向型の人の中にはカフェは他人がいて疲れるという人もいるそうですが、集中して本を読めば周りは気にならないし、1時間くらいであれば私は大丈夫。
集中力がある、根気強い、物事をよく考えるなど、長所もたくさんあるし、内向型の性格を上手く活用したいですね。
読みたい部分をすぐに開けるよう、また、繰り返し読みやすいよう、紙の本を注文しました。「電子も紙も両方買うの?」とびっくりする人もいるかもしれませんが、本当に読みたい本なら両方あってもいいくらいです。購入者限定でワークシートをダウンロードできるようなので、紙の本が届いたらプリントして書き込んでみたいです。


読書が苦手だった司書が教える 世界一かんたんな図書館の使い方

2024-09-03 13:56:11 | 本-その他
図書館から借りた『読書が苦手だった司書が教える 世界一かんたんな図書館の使い方』を読了。
本書は本嫌いの人にお勧めしたいです。何しろ司書である著者が読書が苦手であり、そういう人の気持ちが十分に分かっているはずです。そもそも、読書が苦手だったのに、よく司書になれましたね…。文章はそれほど難しくないので、普段本を読まない人でも内容がスッと入ると思います。
図書館での調べ物だけでなく、ネットなど全般的な情報の調べ方まで書かれています。Googleで調べられる内容って僅か1%くらいって知りませんでした。やはりネットの情報だけでなく、本で調べることも大事なのですね。
ある大学では、新入生に図書館で好きな1冊を選ぶように指示しているそうですが、中にはどんな本を選べばいいか分からない学生さんもいるそうです。私も学生時代の頃は人の目を随分気にしていましたし、もしそう言われたら模範的な本でなければいけないと思い込んで探せなかったかもしれません。ちなみに今選ぶように言われたら、もちろん漢字の本ですけれど。大体の人はスポーツや料理など好きなことはあるはずですし、最初は趣味の本から始めるのも手だと思います。
前にも触れましたけれど、中学時代、地元の図書館で友達とばったり会い、自分が借りようとした本を批判されたのです。でも、本当は自分が「これだ!」と思う本を借りても決して間違いではないのですよね。無料で使える図書館ならお財布が痛くなりませんし、どんどん試していいわけです。
読むスピードを気にする人もいますが、本って内容をじっくり味わうことが大切なのかなと思います。どんなに読むのが速くても、ただ字面を追うだけではつまらないですよね。これからもいろいろな本を読みたいと思います。


スマホ社会と紙の本

2024-09-03 13:35:26 | 本-その他
図書館から借りた『スマホ社会と紙の本』を読了。
スマホやネット書店の普及もあり、本屋さんはどんどん減るし、特に雑誌は休刊が増える一方。スマホや電子リーダーで手軽に読める電子書籍のダウンロード数はどうなのかと思っていたら、それほど伸びていなくて、大半がコミックだそうです。
私もよくKindle本を買いますし、価格は安いことが多く、何しろ嵩張らないので助かっています。ただ、目に優しく目当てのページをすぐに探せる紙の本も捨てがたいです。中には同じタイトルでKindle版と紙版両方持っている本もあります。
電子書籍にしても紙の本にしても、本ってSNSにはない深みがあって良いと思います。「時間がない」「タイパが悪い」と本を読まない人が増えていますが、本を読むことこそ静かに自分の時間を持つ絶好の時では? スマホゲームやSNSに何時間も費やすなら、読書の方が得られることが圧倒的に多いです。