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Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

伯父との別れ

2025-02-25 14:11:13 | 日記・エッセイ・コラム
16日(日曜日)の午前3時半過ぎ、老人ホームに住んでいた伯父が病院で亡くなりました。享年78歳でした。
以前から病気はあるものの、1ヶ月前までは何とか元気に暮らしていて、救急に運ばれる前日(1月27日)はケンタッキーのチキンを食べられるほどでした。それがその日の深夜3時頃に病院へ運ばれたのですから、とても信じられませんでした。
死因は肺炎と心不全。亡くなる前日に母が面会へ行ったところ、伯父はかなり息苦しそうだったとのこと。入院してからずっと酸素マスクを着けていたそうですし、もう老人ホームには戻れないのは明らかでした。
納棺の際に久しぶりに伯父の顔を見ましたが、最後に会った日に比べてかなり痩せていました。ただ、苦しそうな顔はしておらず、安らかに眠っていた印象でした。お気に入りだった胸ポケットの付いたポロシャツとパンツを着せてもらい、伯父の好物だったカップラーメンと揚げせんべいを一緒に入れました。その服を着た姿を見て、母と妹は生前の伯父そのままだと言っていました。
23日(日曜日)に伯父の葬儀と火葬が静かに行われました。喪主の母はもちろん、北関東に住んでいるもう一人の伯父、そして伯母が駆け付け、妹家族4人も参列しました。天国にいる伯父は集まった私たちに見届けられ、きっと「ケンタッキーフライドチキン天国店」でチキンを頬張りながら喜んでいたでしょう。
その翌日、カルディへ寄ってみると、伯父がよく食べていた「ウォーカー」のチョコチップクッキーが売られていましたので、一袋買ってリビングに飾ってある伯父の写真の前に添えました。
現役時代はバリバリの会社人間でしたが、定年後は最後まで好きなものを食べながらのんびり過ごせてきたので良かったのではと思います。とりあえず、78年間お疲れさまでした。

やっぱり翻訳作業は楽しい♪

2025-02-10 14:07:57 | Amelia・翻訳トライアル
昨年11月応募のAmelia定例トライアル(ノンフィクション)の復習をしました。
総合結果は「B」。当面は「B」を連続して取れるよう励みたいと思います。
定例トライアル(おそらく実際のお仕事でも)では原文に文法的な間違えがあったり、固有名詞などスペリングミス(例:「PlayStation」が「Playstation」と誤記)があったりと、元々の文章がおかしいことが度々あります。翻訳では当然それらも訂正しなければなりません。
また、自然とこなれた日本語にするために原文にはない表現を入れたり、あるいは抜かしたりすることもあります。ただ、それが度を越すと原文にはない内容まで入れすぎることもありますから、どこまで訳すべきかその匙加減が難しいです。
そんな苦労がありながらも、やはり翻訳の作業は楽しいです。特に実務翻訳ですと調べ物が多く、今まで知らなかった知識(最近では人工知能や半導体など)まで吸収できるし勉強にもなります。ベテラン翻訳者である某先生は「私も学習者なのです」と仰っていましたが、翻訳のお仕事って一生勉強ですね。
私の場合、幼い頃から「普通の会社員」になることに疑問があったと思うのです。当時祖母と伯父が隣家に住んでいたのですが、伯父は某大手電機メーカーに勤めており、所謂「会社員」でした。伯父は忙しく働いており、残業で帰りが遅くなる時が多く、場合によっては会社で泊りがけのこともあって、まさに「滅私奉公」の生活。逆に休日になるとソファでTVを見ながらダラダラしていました。そんな伯父を見て、「一体伯父の人生って何だろう?」といつしか疑問を感じるようになりました。
私が翻訳者を目指すのはいつでもどこでも年齢を重ねながらも仕事ができることや、英語を活かした仕事をしたいことが理由の一部ですが、何よりもやりがいを感じながら仕事がしたかったからです。
復習と並行して、今は今月締め切りの定例トライアル(テクニカル・IT)に取り組み中。詳しいお話はできませんが、今回もなかなかやりがいがあります。下訳は既に終えているので、これから修正をして締め切りに間に合わせたいところです。

伯父のことを書いたので、ついでに彼の近況を。先月末、老人ホームに住む70代後半の彼が救急で運ばれました。病名は肺炎と心不全。おそらくケンタッキーのチキン、カップラーメン、宅配ピザなど、脂っこく味の濃いものの食べ過ぎだといいます。伯父の保証人である母は病院から「いつでも連絡が取れるように」と言われ、遠くの外出もお稽古もなかなかできない状況です。

学びとは何か

2025-02-06 13:58:31 | 本-その他
図書館から借りた『学びとは何か-〈探究人〉になるために』を読了。
著者は『言語の本質』(共著)がベストセラーになった今井むつみ氏。本屋さんで著者の別の本を捲ってみて「難しそうな内容…」と敬遠していたのですが、本書を読んでみると意外と読みやすかったです。
それにしても脳があんな複雑な仕組みになっていたとは。生まれたての赤ちゃんは英語の「r」と「l」の発音をしっかり区別できていて、日本語にはそういう区別がないので1歳くらいまでに区別できにくくなる。脳って必要なものとそうでないものをきちっと分けて適応できるようになっているのですね。
姪が幼い頃、もやしを「めんめん」と言っていたことを思い出しました。うどんやパスタだけでなく細いものは何でも「麺」と思っていたのでしょう。そのうち麺は麺、もやしはもやしと少しずつ区別できるようになるなんて、子どもの脳もしっかりしていますね。
やはり、英語は「Book=本」などと、ただ闇雲に単語単位で丸暗記するものではないですね。英和辞書を引くと英語の「Book」には「本」以外の意味がたくさん載っていますし、文章で覚えないと身に付かないものだと改めて知りました。
いずれにしても学んで身に付けるのに近道はないということでしょうか。「タイパ」で失敗なく素早く学ぼうとする人が多いそうですが、回り道をしたほうが良い意味で経験にもなりますし、長い目で考えると勉強になると思います。



読んでみたいと思い図書館のサイトから予約したのですが十数人待ち。届くまでに日数がかかりそうですが、読める時を楽しみに待っています。

新しい電子辞書

2025-02-05 13:51:31 | デジもの
十ウン年ぶりに電子辞書を買い替えました。機種はCASIOのEX-word「XD-SX21000」です。
買い替えは数年前からどうしようか迷っていました。キーボードの反応があまり良くなく、強めにゆっくり打たないと文字が出てこないのです。数日前にAmazonのサイトを見たところ、ちょうど10%引きセールで売っていたので、思い切って買うことにしました。

予定よりも1日早く到着。Amazonさん、早く送ってくださりお疲れ様です。紺色の純正カバーも一緒に届きました。

カバーを着けてみるとこんな感じ。

使わない時や携帯する際はゴムバンドで留めるようになっています。でも殆ど自宅で使うでしょうし、留めないままにしておくかも。

画面はこんな感じ。

今まで使ってきた2012年1月発売の「XD-D10000」(右)と並べてみました。

拡大しても分かりにくいかと思いますが、文字が比べ物にならないくらい見やすく綺麗になっています。古い電子辞書の粗い文字は、若い人から見ると「エモい」になりますか。何だか竜宮城から戻ってきた浦島太郎になった気分でした。

個人的には『ジーニアス英和辞典第6版』と『リーダーズ英和辞典第3版』が新たに入ったのが嬉しいです。「ジーニアス英和」には新しい言葉が追加されているでしょうし、「リーダーズ英和」も役に立つことでしょう。その他に『ジーニアス英和大辞典』と『ランダムハウス英和辞典第2版』も収録されていますし、プロの翻訳者でも十分に対応できそうです。英英辞典は「ロングマン」と「オックスフォード」が収録されていますが、欲を言えば「コウビルド」も入れてほしかったです。
本体に「Wi-Fi」と書かれているのが気になったのですが、コンテンツの追加などに使用するそうです。ブラウザー機能はありませんので悪しからず。
早速Amelia定例トライアルの和訳作業などのお供に使っていますが、見やすいしキーボードもサクサクです。取扱説明書がWeb上で見られるということで(本体に同梱されていたのはスタートガイドのみで説明書はなし)、便利な機能があったら活用したいです。




エヌビディア 半導体の覇者が作り出す2040年の世界

2025-02-01 14:41:24 | 本-その他
図書館から借りた『エヌビディア 半導体の覇者が作り出す2040年の世界』を読了。
半導体やGPUの説明はちょっと難しかったですがそれ以外は読みやすく、エヌビディアの会社そのものやAIの実態などもよく分かりました。AIって「仕事が奪われる」などちょっと怖いイメージがありますが、有効に使えば医療やビジネスなどにおいて有力な補助にもなるのですね。
やはり日本人って新しいことに抵抗がある人が多いと感じます。「ゆでガエル」のように現状に満足したままで変化しようとせず、そのまま自滅へと進む。数十年前までは半導体のシェアは高かったようですが、今ではトップ10圏外。それに病院にしてもいまだにFAXを使って薬局へ処方箋を送っているところが多いですし、支払いもキャッシュレス対応のところは少ないです。フロッピーディスクさえ使っている企業まであることにはびっくりしました。
最近のニュースで中国のスタートアップ企業「DeepSeek」による低コストのAI開発が話題になっていますが、今後エヌビディアやAI、半導体などがどうなるか目が離せません。



先日、母が加湿器を買いに某総合スーパーへ行きましたが、リビング用のサイズのものが売り切れてしまって置いていないとのこと。店員さんから「Amazonなら置いてあるのではないでしょうか?」と言われ、最終的にAmazonで注文しました。まさかリアルのお店の店員さんから「Amazon」という名前が出るとは。その店員さんも電化製品などをきっとそこのスーパーではなくAmazonで買っていると思います。