Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

本屋図鑑

2023-04-30 13:09:50 | 本-その他
図書館から借りた『本屋図鑑』を読了。
北は北海道、南は沖縄まで、日本全国の本屋さんを紹介している本書。辺鄙な場所にある本屋さん、独自の並べ方をしている本屋さんなどなど、いろんな本屋さんがあるものですね。紹介されているすべての本屋さんのイラストが描かれていますが、本のタイトルなど細かいところまでよく観察していますね。巻末の「本屋さん用語集」は本屋さん好きなら興味深い内容です。
Amazonでも本は買えますが、リアルの本屋さんでは「こんな本もあるんだ」と思わぬ発見があって楽しいです。私の場合、主に新書コーナーとかビジネス書コーナーなど行きますが、時間があればたまに違うコーナーを覗くこともあり、そこで思わず出会ったいい本もたくさんあります。
小学生の頃、「小学○年生」や「なかよし」などを買いに、自宅の最寄駅からすぐそばの小さな本屋さんへよく行ったものです。残念ながらその本屋さんは閉店してしまいましたが、今でもいい思い出です。
近頃ではどんどん本屋さん(特に小さな本屋さん)がなくなっていますが、生活や文化の1つとしてなくならないでほしいです。これからも私たちに良い本を届け続けてほしいです。


「失敗じゃないんです。『できないことが分かった』だけです」

2023-04-23 14:09:05 | 日記・エッセイ・コラム
昨日(22日)に届いていた日経からのメルマガにこんな文が書かれていました。

「ぐるぐる考えすぎちゃって一歩が踏み出せない人は、人からどう思われるか気にするのをやめる」「私たちには、もう嫌いなものを食べてる時間も、嫌いな人に会ってる時間もない」。そして、失敗することを恐れないお2人(注:勝間和代さんと木下紫乃さん)ですよね、と私が言ったら、すかさず勝間さんが「失敗じゃないんです。『できないことが分かった』だけです」と指摘。はっとさせられました。

失敗には誰にでもつきものと分かっていても、私はけっこう怖がりなので失敗を恐れてしまいます。特に最近の若い人はそういう傾向が強くて、本選びに失敗や時間の無駄をしたくなく、この頃のライトノベルはタイトルが説明書きのように長いことが多いとか。「タイパ(=タイムパフォーマンス)」もとうとうそこまで来てしまったのですね。
「できないことが分かった」。何だかしっくり来た気がします。その他にも「こうすれば失敗するんだ」とか「こうすれば上手くいくんだ」など、失敗から学んだことはいろいろあるのではないでしょうか。それに何度も失敗して勝ち取った時の喜びといったら! 失敗は進歩している証拠であって決して無駄ではないのだと気付かされます。
振り返ってみると、私の人生って失敗だらけ。大の運動音痴ですし、英検2級には5回ほど落ちましたし、就職活動は何十社も不採用の連続でしたし、恥の連続みたいなものです。でも、それだけ失敗があるから成功に生かされているのかと思います。

数年ぶりの書道博物館

2023-04-20 15:03:30 | 日記・エッセイ・コラム
コロナ禍以降初めて、東京都台東区にある「書道博物館」へ行ってきました。
館内は写真NGですので、入り口だけパチリ。



今回の目的は企画「王羲之と蘭亭序」。期間は今月23日(日曜日)までですので、ご覧になりたい方はお早めに。残念ながら王羲之自身が書いたオリジナルのものは発見されていないのですが、それでも彼の筆跡を再現しようとした作品は見事なものばかり。
他にも甲骨文や墓石、鼎など、珍しいものがたくさん展示されてありますので、漢字や文字に興味のある方なら必見です。
結局館内には1時間半ほど滞在し、展示品や説明をじっくり見てゆっくり過ごすことができました。もし誰かと一緒だとお互いに見たいものが違うでしょうし気を遣ってしまうので、やはり1人で行って正解でした。
「ユニクロ浅草店」では、書道博物館とのコラボ商品が売っているそうで、見本が展示されていました。海外の人のお土産にピッタリかも。なお、博物館では販売していません。

実は、今回書道博物館に行くにあたって、いろいろ迷いました。コロナ禍になってから1度も都心へ行っていないし混雑が心配でした。それと博物館までけっこう所要時間がかかるので、心神は大丈夫なのかと。しかし「どうしても行きたい!」という気持ちが強くなり、ギリギリになって行くことを決めました。帰りの電車に乗る前に最寄駅前のドトールでお昼を食べていた途中で脚が震えてしまいましたが、何とか歩けました。それでも貴重な資料が見られたし、行って良かったです。
ちなみに当日は電車内でもずっとノーマスク。もしマスクをしていたら、息苦しくなって調子を崩していたことでしょう。そうでなくても電車内では喉がカラカラになり、行きも帰りものど飴を口にしました。電車内や屋外など意外とノーマスク派の人がいたので安心しました。

スマホ依存が脳を傷つける

2023-04-18 13:23:44 | 本-その他
『スマホ依存が脳を傷つける(川島隆太著)』を読了。
今や生活に欠かせないスマホですが、やはり依存症が怖いですね。それだけでなく集中力を無くしてしまうし脳が衰えてしまうのも恐ろしいです。スマホを上手に操る0歳児すらいるとの話。たまにベビーカーに乗っている幼児がスマホを凝視しているところを見かけますが、ぞっとしてしまいます。その子の将来がどうなってしまうか心配です。
意外だったのはスマホやタブレットでの学習は脳をそんなに使わないのであまり効果がないとのこと。政府ではデジタル教科書の使用をどんどん進めていますが、やはり紙の教科書がいちばんとのこと。大学生の姪もデジタル版のテキストを使っているらしく、「紙の方がいい」とぼやいていたそうです。LINEではスタンプだけでやり取りできますが、それも頭をほぼ使っていないのと一緒かもしれません。
スマホを操作しながら食事をしている人をよく見かけますが、みっともないし、食事そのものも十分に味わえないと思います。お風呂にさえスマホを持ち込む人もいるそうですが、食事と同じくゆっくりできないでしょう。
最新用語などスマホでないと調べられないものもありますが、それ以外の英単語や漢字などはなるべく辞書で調べる、本はスマホでなく紙で読む、音楽は専用プレーヤーで聴くなど、極力スマホ以外のものを使うことを意識すると、少しは脳が活発になりそうですね。
ところで、電源のONとOFF関係なく手元にスマホがあるだけで集中力が散漫したりそわそわしたりするということですが、私はそんなにスマホが気になりません。さすがに急ぎの連絡を待っている時は多少そわそわするものの、外出中や読書中など何時間か放っておくこともあります。また、寝る前はベッドの横に電源を止めたスマホを置いていますけれど、全く無視しています。もしかして私って鈍感なのでしょうか。
今更スマホなしでの生活はほぼ不可能ですので、距離を少し置くなど上手に使いたいですね。それと散歩や趣味など、スマホ以外の楽しみをいろいろ見つけたいです。


季語集

2023-04-17 14:25:47 | 本-その他
図書館から借りた『季語集(坪内稔典著)』を読了。
俳句が趣味ではありませんが、天候や生活習慣など季節の言葉を知りたくて読んでみました。
1年を通して同じ野菜が売られているなど、だんだん季節を意識することは少なくなってきていますが、それでも植物とか天気など、四季それぞれを表す言葉ってけっこうあるものですね。スマホばかり見ずに通り道や空を眺めると、いろいろ季節のものを発見できるかもしれません。


「英語の勉強」と「英語を使う」の境目

2023-04-12 15:19:47 | 英語学習
前から気になっていることがあります。それがタイトルの件なのですが…。特に私のように学校を卒業してから何年も英語を学習されている方ならそう思っているのではないでしょうか。
英会話レッスンを受けたり単語集を開いたり、資格試験の問題集を解くのは勿論前者でしょう。でも、英語でインタビューやスピーチを聴いたり洋書や英字新聞を読むのはどちらでしょうか。前者なのか後者なのか、かなり曖昧です。
私は毎朝、オンラインで英字新聞を読んでいるのですが、それを「勉強」とは思わず、ただ日本語を英語に置き換えて読んでいるだけだと考えていますし、生活の一部とも思っています。ウォークマンで英語を聴いているときも「勉強」という感覚がなく、内容を楽しんでいるという感じです。
「勉強」と深く考えず、もっと気軽に捉えているから、英語に触れる習慣が続いているのかもしれません。続かないのは最初からいきなり飛ばしすぎて無理なところから入ったからなのでしょう。最初は5分でいいから少しずつ英語を使う時間を作れば、そのうち慣れてきて、歯磨きのように習慣になると思います。

ところで、ちょっと古いデータなのですが、社会人の1日の平均学習時間は約6分と知りました。しかも大半の人は学習時間ゼロです。Twitterユーザーのように1日何時間も勉強する人は極一握りなのですね。
ちなみに英語学習者の間では1週間の平均英語学習時間は2~3時間。こんな短い学習時間ではなかなか英語力は伸びないでしょう。現在の小学校では週1回英語の科目があるそうですが、自宅などでも英語に触れなければ全く意味がないと思います。それだったらその1時間を国語の授業に充てて、基礎である自国語をきちんと勉強すべきです。

デパートの相次ぐ閉店

2023-04-11 13:45:04 | 日記・エッセイ・コラム
数日前の日経電子版で、デパートの相次ぐ閉店についての記事がありました。
国内のデパートの数は最盛期の半分くらいになったらしいですし、デパートが1店舗もない県もあり、1店舗しかない県も随分あるそうです。自宅マンションから比較的近い範囲だけでも数店閉店していますし、最後にデパートに行ったのはだいぶ前です。
随分前から思っていましたが、デパートは今の時勢と合わないのではと。デパートへ行っても欲しい物がほとんどないし、高級ブランド品ばかりで高価ですし、こちらはゆっくり商品を眺めたいのに店員さんがずっとくっついて来るのが嫌です。それだったら、ららぽーとやイオンモールなどの大型ショッピングモールなどへ行った方がお値段はずっとリーズナブルですし、フードコートでお手軽なお昼が食べられるし、お買い物も楽しめます。そこまで大型でなくても、ちょっと大きなスーパーや駅前の商業施設でも十分です。
昔から受け継いできたことやものもそうでしょうが、その時代に合わせて変化することも大切なのではと思います。デパートもけっこう前から時代に伴う変化を求められてきたそうですが、頑なにそれに応じなかった。その結果、時代に取り残されたのではないでしょうか。

完璧な人は誰一人いない

2023-04-10 14:07:34 | 日記・エッセイ・コラム
昨日(9日)、Yuki地域では神奈川県知事選挙を含むいくつかの選挙が行われました。
結局知事選挙では現職の知事が再選となりましたが、ネットで女性問題が曝されたこともあって複雑な有権者も多かったようです。
でもそれは過去の話であって、彼自身は既に謝罪していますし、私も少々気にはしたものの「まいっか」と思いました。だいたい問題を指摘した張本人も「私が流しました」と悪口を言ったくらいですから決して善人ではないですし、相当人に嫌われていると思います。世の中に失敗や罪を犯したことのない完璧な人なんて誰もいないのですから、1つや2つ過去に悪いことをしたからって「それで?」となります。私だって嘘をついたり、こそこそ悪口を言ったり、悪いことなんていくらだってやっているし、人に話したくない過去もたくさんあります。
まずは「自分がいちばん正しい」と思い込んだり、悪口ばかりネットに書き込んだり読んだりすることはやめましょう。悪口をおもしろがってばかりいたらいつかは誰からも嫌われて逃げられてしまうと思うのです。罪や悪をすべて回避するのは不可能ですが、できるだけ自分にも他人にも思いやりを持って接したいものです。

凛として美しい内面の磨き方

2023-04-09 14:03:38 | 本-その他
図書館から借りた『凛として美しい内面の磨き方』を読了。
「自分には茶道とは縁がない」と思いつつ、本書を手にしました。自宅には和室がないし、お茶を点てる道具もないし、それでもいいのかしらと。しかし読み始めてみると茶道からいろいろなことが分かりました。
たとえば「不完全な美を知る」とか「今を大切にする」など。自分自身に自信がなくつい何でも完璧を目指したり、過去や未来に拘りすぎたりしてしまいます。
「知足」という言葉は何となく聞いたことがありましたが、きちんと理解したのは本書を読んでからです。ものは十分に持っているはずなのに、何故か不十分と感じてしまう。改めて今持っているものに感謝すべきですよね。
最後の章ではお茶や禅の言葉が纏められています。「日日是好日」や「刻限は早めに」などどれも大切な言葉なのに、恥ずかしながらほとんど知りませんでした。心配事があった時などに読み返すのがいいかもしれません。
本書を繰り返し読みたくなったので昨日(8日)Amazonで注文し、先ほど届きました。Kindle版もあったのですが、装丁やレイアウトが気に入ったし、枕元に置いて読みたい時にさっと開けるようにしたいので紙の本にしました。


ネットワーク・エフェクト

2023-04-09 14:03:12 | 本-その他
図書館から借りた『ネットワーク・エフェクト』を読了。
本書はこれからビジネスを始めたいと思っている人が対象のようですが、本書と似たような本はありそうでなかったし、そんな気は全くない私でも興味深い内容でした。
アメリカだけでも相当な数の会社が立ち上がっていても、生き残るのはごく僅か。Googleやマイクロソフトも初めは本当に小さな企業だったのですが、あれだけの大企業になるまでに山あり谷ありあったわけです。今では競争がさらに激しくなっているし、なかなか難しいところです。
会社を興した時もそうですが、その後グングン成長したとしても、急に乱高下する場合もあり。急成長でも安心はできないようです。
変化の激しい現在ですが、近い将来は今よりもめまぐるしく変わることでしょうね。