Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

こんな夜更けにバナナかよ

2021-07-29 14:08:49 | 本-その他
図書館から借りた『こんな夜更けにバナナかよ』を読了。
映画化されたのは知っていましたが、まさか実話だったとは。障碍者の鹿野靖明さんとボランティアの皆さんに関するお話です。なぜ本書がこんな面白いタイトルかは、読み進めていくうちに分かります。
鹿野さんのわがまま振りは予想以上。でも体が殆ど動かないのですからそれはしかたがないかもしれません。
ボランティアの皆さんは学生、主婦などなどバラエティに富んでいます。中にはすぐにやめてしまう人もいますが、鹿野さんによって成長できた若い人が非常に多いこと。中には仕事を辞めて学校を入り直した人もいるくらいです。
クリスチャンだったこともそうだけれど、鹿野さんが英検2級を目指していたことにはびっくりしました。結局2級受験はできなかったけれど、あれだけの障碍を持ちながら立派です。私も見習わなければ…。
障碍者への対応のしかたも問題があると思います。十分な援助を受けられなかったり、自宅療養か施設での生活しか選べなかったり。現在はもうちょっと良くなっているかもしれませんが、まだまだだと思います。



話は変わりますが、軽い熱中症に罹ったらしく、ちょっとだけソファで休んでいました。自宅から歩いて5~6分くらいのところまで買い物をしに出かけたのですが、何だかいつもより汗が出たのです。家に着くなり息が苦しくなって、頭がぼうっとして、そのまま横になりました。手が痺れていて物が掴めなかったので母がコップを持ち、お茶を飲みました。
毎日蒸し暑いですし、マスクをしているので、熱中症になりやすいです。私は症状が軽くて済みましたが、コロナと同じくらい怖いです。人からある程度の距離があれば外ではマスクを外すとか、マイボトルを持ち歩くとかして、熱中症を乗り切りたいです。

なぜ人と人は支え合うのか

2021-07-23 13:29:23 | 本-その他
図書館から借りた『なぜ人と人は支え合うのか』を読了。
著者は『こんな夜更けにバナナかよ』を刊行した渡辺一史氏。健常者にも障碍者(本書では「障害者」)にも読んでほしい1冊です。
本書で出てくる「障害者なんていなくなればいい」という言葉にはドキッとしてしまいました。たしかにそう思う人も中にはいるでしょう。でも、病気に罹っている人がいるから病院があるように、障碍者がいるから世話をする人がいる。お互いに支え合っているから社会が成り立っているという著者の意見を読んで、私も社会の邪魔者ではないとホッとしました。
戦後の障碍者に対する扱い方を知り、私もその頃生きていたら監獄のような生活を強いられただろうと思うとゾッとしました。今は自立している障碍者も多いですし、障碍者向けの求人も探せばあります。それでも差別や偏見のような扱いは100%消えたわけではありませんが。
「障碍者」をどう表記するかは数年前にも話題になりました。私の場合は「障碍者」と書いていますが、「碍」も決して良い意味ではなさそうですね。でも「障がい」と交ぜ書きも「う~ん」と思ってしまいます。


コロナ疲れにマスクストレス…

2021-07-09 14:18:23 | 日記・エッセイ・コラム
最近、「コロナ疲れ」を感じています。
TVニュースはうるさくて嫌いなので日経電子版をチェックしているのですが、毎日大量に流れてくるコロナのニュース。それはそれでしかたないと思っていますが、特に嫌なのが人混みの写真。都心の交差点歩く大勢のマスク姿の人、人、人…。それを見せられると何だか気持ちが悪くて。「これだけ人が多いので、外出を自粛してください」と言いたいようですけれども、連日のニュース面を読むだけでも混雑ぶりは想像できますよね。逆に「コロナでもあれだけ人が動いているのなら、私も混雑を歩いても大丈夫」なんて人も出てくるのではないでしょうか?
私は横浜市内で生まれ育ちましたし混雑は慣れているはずなのですが、どうもそういう場所は苦手です。自宅マンションから歩いて10分くらいの某ショッピングモールに足を運ばなくなりましたし、用のない限り電車やバスに乗りません。

それともう1つ、「マスクストレス」が酷いです。外出にマスクは欠かせないものとなりましたが、息苦しいですし喉が渇きますし、ちょっと外出しただけでも心身ともに消耗してしまいます。
たしか屋外で人と2m以上離れていれば、マスクは外してもいいのですよね? でも、殆どの人は閑散とした場所でも律儀にマスクをしたままですし、外してしまうのが物凄く罪のように感じます。
今日の午前中に買い物に行きましたが、帰ってきてお昼を食べようとした時に何となくクラッとしたのです。それ程暑くはありませんでしたが、とても蒸し蒸ししていましたし、その上マスクもしていましたから余計でしょう。

あちこちでイベントなどが中止されたり営業時間などが制限されているのにもかかわらず、どうしてオリンピックが行われるのでしょう? 何だか矛盾しているとしか思えません。仮にオリンピックが中止されても誰も文句は言わないでしょう。
私にもコロナのワクチン接種のクーポン券が届いていますが、実際に接種できるのはオリンピックの後になりそうです。大規模の接種会場に申し込めますが、そこまで行くのに混雑した電車に長時間乗らなければならず、かえってコロナに罹りそうです。それだったらもうちょっと待ってでも近所の病院で受けたいです。

新型コロナウイルスワクチン接種を受けてきた母

2021-07-01 14:31:29 | 日記・エッセイ・コラム
昨日(6月30日)、母が新型コロナウイルスワクチン接種(1回目)を受けてきました。
約30分という早さで戻ってきた母。自宅から内科まで5分以内ということもありますが、それにしてもびっくり。
待合室は一般の患者さんと注射の人と席が分けられていたそうです。「ちょっとチクッとしますからね~」と看護師さんに言われたと思ったら、いつの間に注射が終わっていたらしいです。接種後15分待って無事に終了。左腕のかなり上の部分に注射されていましたので、肩が出せるゆったりした服でないと厳しいですね。
今朝の母は筋肉痛のような副作用が出ていたようですが、高熱などはない様子でした。母のスマホには2回目の接種日の通知がLINEで来ていて、ピッタリ3週間後の同じ時間です。

ところでつい最近、私にもワクチンのクーポン券が届きましたが、予約開始日は未定。この感じだと1回目の接種はオリンピック開始後になるのでは?そもそもこんな状態でオリンピックを開催するのが不思議です。