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Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

デジタル遺品

2025-05-31 13:14:26 | 日記・エッセイ・コラム
今朝の「日経電子版」に「デジタル遺品」についての記事がありました。親戚が亡くなり、本人のスマホやパソコンが開けない、どのサブスクに入っていたかが分からない、などなど。デジタルならではの困ったことがいろいろあるそうです。
今年2月に亡くなった伯父の場合は、幸いデジタル関連で困ることが殆どありませんでした。本人も知らないで入っていた、スマホの通信料とは別途に払っていた月330円のサブスクは、携帯電話会社の方で止めることができました。10枚ほどあったクレジットカードは止められるものはすべて解約できました。ただ1つ、伯父の古いノートパソコンが残っていて、ずっと電源をオフのままにしています。妹がそのパソコンを欲しいというのですが、伯父のデータを抹消して引き継げるかどうかです。
母の場合もクレジットカードのローンはないし、デジタル関連のサブスクには入っていないし、株などもしていません。パソコンは勿論持っていませんし、スマホのPINは私が設定したので知っています。
問題なのは私自身。「日経電子版」と「Nikkei Asia」の購読料、「Amazonプライム」や「Microsoft 365」の年会費、「Nintendo Switch Online」の料金などなど…。こちらから解約の手続きをしない限り継続になってしまうものばかりです。
無料のものでも「X(旧Twitter)」とか「Facebook」などを止めないといけませんよね。ということは、「X」をしていることを母などに言わなくてはいけないのでしょうか。書きたい放題書いているし、それを見られてしまうと考えるだけで恥ずかしい…。
困ったことにクレジットカードの明細がデジタルでしか見られません。これは私本人でないとセキュリティの面から怖いのですが、亡くなったらどうなるのか。カードそのものは電話で解約できますが、サブスクの料金など明細がないと把握できずに困ることもあります。
せめてパソコンとスマホのPINをどこかに書いておくことだけはした方が良さそうですね。それらを知られないまま万が一私が亡くなったら、きっとサブスクの解約が困難でしょう。本人が亡くなっても、サブスクの料金は解約しない限り遺族が払わないといけないし、把握しないとかなり厄介ですね。

「まいばすけっと」と懐かしい「マイクロマジック」

2025-05-26 13:58:51 | 日記・エッセイ・コラム
先日、自宅近くにオープンしたばかりの小型スーパー「まいばすけっと」へ、母と一緒に行ってきました。
まいばすけっとに入ったのは今回が初めて。コンビニとスーパーを足して2で割ったようなお店です。「日経電子版」によると、都心を中心に1,000店舗以上展開しているとか。コンビニより安いし、学校へ行く途中でおにぎりを買っていく高校生もいるそうです。
店内をぐるぐる歩きまわっていたら、偶然「マイクロマジック」を見つけ、心の中で「懐かしい~」と感じてカゴの中へ。マイクロマジックとは冷凍のフライドポテトで、箱のまま電子レンジで温めて食べられます。お昼とかおやつにちょうどいい食べ切りサイズ。小学校高学年の頃よく食べていて、当時の人気アイドルグループ「光GENJI」がCMに出ていました。その前に食べたのはおそらく30年以上前だと思います。温めた後箱をフリフリして食べてみると、懐かしい味でした。レンジで簡単に調理ができるなんて、発売された当時にしては画期的だったかもしれません。
こちらが発売当時のCMです。



映像ははっきり覚えていないのですが、光GENJIが歌っていたことは何となく覚えています。このCMが放映されたのは1988年と昭和の終わり頃。時代を感じます。
まいばすけっとの話に戻りますが、入った店舗の営業時間は朝7時から深夜0時まで。イオン系のお店ですので現金や「WAON」は使えますが、「PayPay」などのスマホ決済は使えません。お値段はコンビニよりは安いものの、周辺のお店と比べるとちょっとお高いです。歩ける範囲に激安スーパー「OK」や「ロピア」、ディスカウントショップ「ドン・キホーテ」があるため、「大丈夫かなぁ」「続くかなぁ」と不安があります。たとえば春雨スープがまいばすけっとでは150円台に対してOKですと100円で買える場合がありますし。ただ、都心やオフィス街ですと周辺は割高なお店が多いため、重宝するのではないでしょうか。東京23区内は近くにスーパーがない「買い物難民」と呼ばれる住民さんが案外多いそうですし、こういうお店があると助かるかと思います。

心の病気はどう治す?

2025-05-21 14:10:38 | 本-その他
図書館から借りた『心の病気はどう治す?』を読了。
たまたま図書館で見つけた本書ですが、私自身が心の病気を抱えているので気になって借りてみました。自殺とか依存症など怖い部分もありますが、精神科もどんどん変わってきていることが理解できました。ただ、精神障碍者に対する偏見はまだまだ多いようで、就職などで不利になることが依然としてあるようです。
私は4週間に1度精神科にお世話になっています。病院へ行くとけっこう若い人が待合室にいる場合も多いです。先生との診察は5分程度で、主に病状とか近況についてお話します。当然お薬が処方されますが、飲み忘れてしまうと急に涙が止まらなくなったり脚が震えたりソワソワしたり、普通の生活が難しくなります。それでも少しずつお薬の種類が減ればいいなと思っています。本書からすると、心の病気の人って想像以上に多いようですね。
第4章終わりの方に書かれている「視野狭窄」とか「どうせ」という言葉が気になりました。心の病気を病んでしまうきっかけの1つは結局気持ちの問題かと。「どうせ私には無理」と挑戦を諦めてしまったり、見方が狭くなってしまったり。特にSNSなどでは自分が興味を持ったことが中心に表示されるので、どうしても世界が狭くなってしまいますよね。他人の意見を尊重したり、考え方がちょっと異なるだけですぐに批判をせず、もう少し広い心を持っていきたいです。



この頃「積読本」が増えてしまっています。いざ読もうと思っても、Amazonとか、本の巻末にある参考文献などを見るとまた別に読みたい本が出てきて、図書館のマイページへアクセスしてポチっとしてしまうんですよね。それで結局また借りてくるから自宅の本が消費できないまま。こういう悩みを抱えている人って案外多いと思いますがどうなのでしょう?

四字熟語で始める漢文入門

2025-05-16 14:10:38 | 本-言語関連
図書館から借りた『四字熟語で始める漢文入門』を読了。
本書を初めて見かけたのは自宅近くの本屋さん。しかし、「漢文」というタイトルから「難しい内容かも…」と勝手に解釈してしまい、結局買わずじまいになっていました。ちなみに著者の円満字二郎先生はペンネームに見えますが本名です。
漢文を学ぶのは高校2年生以来。レ点とか置き字など、懐かしい言葉が幾つも出てきました。少しずつ難易度を上げていますので、途中で挫折することもなく読み終えました。むしろ読んでいて楽しかったです。学校でもああいう教え方をしてくれたらと思いました。
しかし四字熟語って、その由来を知れば知るほど奥が深いし、びしっと四文字で決まるのが格好いい。学生時代はただ闇雲に文字だけを暗記していましたが、それだけではもったいないです。やはり元の文章や成り立ちなどから学ぶと楽しいです。
さらに漢文に触れたくなったので、Amazonで『精講 漢文 (ちくま学芸文庫)』を注文しました。届くのが楽しみです。





今日、マクドナルドで「ちいかわ」のおもちゃ付きのハッピーセットが発売。ちいかわ好きな妹からおもちゃが欲しいと頼まれました。自宅近くの店舗は朝9時にオープンなので、10分前に行ってみたところ、先客は約10組と少な目。余裕で2セット買っていきました。店舗によっては大混雑だったそうですね。箱から出さなくても箱に書かれている4桁の数字でおもちゃの内容が分かるらしく、その数字を見ると、2個とも妹の好きな「ハチワレ」ちゃんが描かれたおもちゃでした。良かった、良かった~。数日後に妹におもちゃを渡す予定ですが、「何が入っているか分からないけれどね」と伝えておきます。きっと開封後に大喜びでしょうね。

オンライン脳

2025-05-13 14:59:53 | 本-その他
図書館から借りた『オンライン脳』を読了。
タイトルから想像できると思いますが、著者は脳トレゲームでお馴染み川島隆太氏。スマホについて何冊か本を書いていますが、本書はコロナ禍で書かれた1冊です。
子どものスクリーンタイムを1時間にすべきって厳しすぎ…。TV番組を1つ見たらあっという間に1時間。私のスマホ使用時間は1時間強なのですが、そこにタブレット、Switch、パソコンをプラスすると数時間にものぼってしまいます。たしかに赤ちゃんや幼児にスマホを与えるのは悪影響でしょうが、いくら何でも「1時間」は時代錯誤なのではと思ってしまいます。ただ、「スマホ育児」のようにほったらかしにせず、親が子どものスクリーンタイムを見守ったり管理するのは大事だと思います。
それに、どれほど勉強してもスマホ時間が長くなると成績が悪くなるとはきちんとした根拠があるのでしょうか。たとえば、勉強しながらスマホでSNSやWebをダラダラ見るとか、辞書アプリや語学のリスニングアプリなど時々スマホを使って勉強をするとか、それとも勉強時間とスマホ時間をきっちり分けているのかなど、条件によって変わってくると思います。しかもそのデータは自己申告ですから、正しいとは言い切れない部分もあります。
スマホの利用方法でも差が出てくると思います。ダラダラと何時間もSNSを見ている反面、動画を見ながらお料理をしたり、ヨガレッスンを受けている人もいるし、「スタディサプリ」のように勉強道具としてスマホを使っている人もいます。「オンライン」と一括りしてしまうのもどうかと思いますし、見ている内容によるのではないでしょうか。
学生時代にちょうどコロナ禍にぶつかってしまった若い世代は本当に気の毒です。友達との会話や外出も禁止され、マスクを強制されて相手の表情が分からない。本来なら気ままに旅行をしたり、気兼ねなくおしゃべりを楽しんだり、ワイワイやりたい年頃でしょうに。オンラインならではのメリットもありますが、参加者同士のコミュニケーションが上手くいかないなど不向きな場合もありますよね。私の場合、物理的にも心身的にも厳しいことが多くて、勉強会などをZoomで参加することがありますけれど、やはり現地で参加したいという思いはあります。



通院日に調剤薬局へ行くと、本を読んでいる女性を見かけました。「街中で読書なんて珍しいなぁ」と思っていたら、何とドカ弁サイズのハードカバーの本。私も常にバッグに本を入れていますけれど、あそこまで大きな本を持ち歩いたことはありませんし、どうしても読みたければKindle版にします。重たい思いをしてでも、彼女はそれだけ本が好きなのですね。

ポイント経済圏20年戦争

2025-05-12 14:05:36 | 本-その他
図書館から借りた『ポイント経済圏20年戦争』を読了。
ノンフィクションですが、まるで小説のように面白くて、最初から最後まで十分に楽しめました。
「共通ポイント」の先駆けである「Tポイント(現「Vポイント」)」が誕生してまだ20年くらいしか経っていないのですね。最近では「楽天ポイント」とか「dポイント」など当たり前のように使っているので、もっと前からあるものだと思っていました。
Tポイントが始まる前のTSUTAYAは店舗ごとにカードが異なっていて、妹が複数のカードを持っていたことを思い出します。それにポイントカードが各社バラバラで、ポイントカードだけでお財布がいっぱいになって、別にポイントカード入れを持ち歩くことも。今ではカードの代わりにスマホアプリ対応のお店も増えてきましたが、それでもカードだらけになります。共通ポイントであればカードが減らせるし、ポイントが貯まりやすくなってホント助かります。
それにしても共通ポイントを巡る争いは人間関係との争いでもあり、まるでドラマですね。本書を読めば分かりますが、登場人物の複雑な関係が絡んでくるのです。



最近、私も愛用している「Pixelスマホ」を街中で時々見かけるようになりました。ちょっと前のこと、自宅近くのスタバで私と全く同じ機種(Pixel 7a)の男性がいたのです。しかも本体の色(水色)も同じ。その男性がスマホカバーをせずに「裸族」だったのですぐ気付いたのです。Pixelって「カメラバー」があってカメラの位置が個性的なので、意外と目立つのかもしれません。「iPhone」だとそれは当たり前のようですけれど、同じブランドのスマホを使っている人がそれなりにいるというだけでちょっぴり嬉しくなりました。

ちょっと遠出をしただけで…

2025-05-11 14:13:09 | 日記・エッセイ・コラム
先週の木曜日(8日)、母とIKEAへ行ってきました。最後にIKEAへ行ったのはコロナ前でしたから、約6~7年ぶりでしょうか。
電車を乗り継ぎ、約1時間で到着。日常の買い物は徒歩圏で済みますし、普段はあまり電車に乗らない私にとってはやや遠出でした。11時過ぎにお店に着いたら、レストランは余裕ですいていました。そこで初めて食べたカレーは、野菜たっぷりなのに癖がなくて美味しかったです。ショールームも小物売り場もすいていて、じっくり見ることができました。いろいろ買い物をして重たい荷物を持って帰ってきて、スマホゲーム「ピクミンブルーム」の歩数を見ると、約7,200歩。普段は多くても5,000歩行くか行かないかですから、いい運動になりました。
その翌日(9日)夕方の入浴直後、急に脚がガタガタ震えだし、涙が知らない間に溢れてきました。母から「救急を呼ぼうか?」と聞かれたのですが、声が出なくなった私は「ノー」と首を横に振りました。髪の毛をドライヤーで乾かした後しばらくベッドで休み、夕食はゆっくりながらも食べられました。
おそらく精神的な疲れがどっと出たのではと思います。IKEAへ行った当日、とある私鉄は扉付近が学生で溢れていて、「うそっ、この中に入るの?」とギョッとしてしまいました。ただ、中は比較的すいていて、「済みませ~ん、奥へ行かせてくださ~い」と言いながら車両の奥へ入っていきました。吊革につかまりながら座席を見渡すと殆どの人がスマホを注視していて、その姿が奇妙に感じられ気持ち悪かったです。数駅目で学生たちがどっと降りてガラガラになり座席に座りましたが、降りるまで長いこと目を瞑ったり床を見たりしていました(目が気持ち悪くなるので電車内でスマホは弄れませんし、本も読めません)。
今も何となく疲れが取れず、昼食後にベッドで休んでいました。しばらく遠くへ行くのは無理そうです。買い物へ行くこと自体は好きですが、人で混雑すると酔ってしまってどっと疲れが出ます。混雑とスマホ注視は慣れるほかないでしょうが、それは百も承知ですし、精神的なものだからどうしようもないですね。

人口減少時代の再開発

2025-05-07 14:12:37 | 本-その他
図書館から借りた『人口減少時代の再開発』を読了。
日本国内では都心を含めてあちこちで再開発事業が進められているそうですが、その光と影を書いています。
「再開発」というとタワマンや商業施設ができたり、街が整備されて綺麗になったりと、いいことばかりだと思われます。特に古い建物の街は新しい人が入らないばかりか震災が心配ですし。ただ、地震が起きたらタワマンの高層階はどうするのかとか、没個性で金太郎飴化になるとか、病院が足りなくなるとか、小学校などマンモス校になってしまうとか、弊害もあるそうです。街を新しくして人を呼び込みたいという一方で古い街並みがいいという意見もあるし、難しいところですね。
また、コロナなどの影響で建設費用が高騰しているのも深刻な問題とか。税金で賄うのか、それとも元々の住人が負担するのか、いろいろ議論が交わされているようです。
実は母と私が住んでいるマンションも、20年以上前に行われた駅前の再開発の一環として建てられたものだそうです。その前は古い建物でひしめき合っていて、当時の住人や商店街のテナントがマンションの区画を与えられる、またはテナントとして入る権利が与えられたそうです。再開発前の写真を見たことがありますが、変わり過ぎてどこが現在の場所にあたるか全く分からない。まぁ、公共施設が出来たり、図書館の入った商業施設もあるし、駅前はそれなりに賑わっているし、Yuki地域の再開発は成功だったと思います。


ゲームばっかりしてなさい。

2025-05-05 14:22:48 | 本-その他
図書館から借りた『ゲームばっかりしてなさい。』を読了。
図書館をうろうろしていたら、たまたま本書を見つけたのです。「図書館さん、そんなタイトルの本を置いていいのでしょうか…?」と思ってしまいましたが、読んでみると案外良書でしたし、納得できました。
本書は著者の息子さんがゲームで遊んでいる様子とゲームによる彼の成長、ゲームに関するエッセイ。ゲームに対する報道の取り上げられ方やゲーム批判へ対する意見、ゲームの良さなどが書かれています。
父親である著者と息子さんが隣同士で座って、きちんとコミュニケーションを取りながらそれぞれのゲームで遊んでいるのがいいのかもしれません。普通は子ども1人で遊ばせている親御さんが多いと思いますが、著者と息子さんは「あのアイテムが欲しい」とか「あれはこうやるんだよ」などと話し合いながら遊んでいる。著者がゲーム会社に勤めているのもありますが、一緒に遊んでいるからゲームに理解できるのでしょう。ちなみに息子さんはきちんと塾や習い事にも行っていますし、夜遅くまでゲームで遊んでいるわけではありません。
私が子どもの時も「漫画を読むのは良くない」と言われていましたし、その前も「TVを見ると馬鹿になる」と言われていたそうで、ゲームも同じように否定的に叩かれています。ただ最近では「桃太郎電鉄」の教育版を学校で取り入れているケースもあるそうですし、「どうぶつの森」シリーズで化石や生き物に興味を持つ子どもたちもいるそうですし、ゲームの良さを理解している人も増えています。要は使い方ではないでしょうか。
本書が発行されたのはスマホが普及する前ですし、現在のゲーム環境は大きく変わっています。スマホでゲームを遊んでいる大人も珍しくないですし、手軽でゲームができるようになったことから、さらにゲーム人口が増えたと思います。70代の母でもSwitchで「どうぶつの森」で遊んでいますし、ゲームに触れたことのない人の方が珍しいです。Wi-Fi接続によって気軽にゲームでコミュニケーションを取れますし、利用時間や場所を弁えればゲームもきちんとしたツールになります。



このGW連休中は公式アプリを見せると20%割引すると聞いて、自宅近くのBOOKOFFへ。するとたまたま『蒼頡たちの宴』を見つけたのです。しかも帯まで付いていて新品同様。蒼頡(そうけつ)というのは漢字を発明したと言われる伝説上の人物。私は気軽に「蒼頡ちゃん」なんて呼んでいます。Amazonで見たところ、現在本書は絶版のようでなかなか手に入らないそうです。本書はベッド脇に置いて、毎晩蒼頡ちゃんを眺めて寝ようと思います。