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Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

オノマトペの謎――ピカチュウからモフモフまで

2018-07-29 20:37:49 | 本-言語関連
図書館から借りた『オノマトペの謎――ピカチュウからモフモフまで (岩波科学ライブラリー)』を読了。
サブタイトルが気になって手に取った本書。ポケモンに出てくるピカチュウも名前の由来がオノマトペだったのですね。
英語にもオノマトペはありますが、日本ほどオノマトペが頻繁に出てくる国は多くないでしょう。あまりオノマトペのことを深く考えたことがなかったのですが、由来とか規則性とかあって面白いですね。

オノマトペの謎――ピカチュウからモフモフまで (岩波科学ライブラリー)
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岩波書店

通じない日本語

2018-07-28 13:24:17 | 本-言語関連
図書館から借りた『新書861通じない日本語 (平凡社新書)』を読了。
本書を知ったきっかけは、先日訪れた「国立国語研究所」。著者である窪薗晴夫氏は同研究所の教授・副所長です。
本書は2部構成となっていて、前半は世代間で、後半は国内各地域でおける「通じない日本語」が書かれています。
略語や言葉の使い方は勿論、発音やアクセントでもお互いに通じないことがあるとか。略語はどんどん新しいものが出てくると思えば廃れるものが殆どですし、言葉の意味も少しずつ変わってきています。方言はだんだん使われなくなっているとはいうものの、まだ地域差が残っています。
Webなどで若者言葉を時々見ますし、旅行などで他地域へ行くとその土地の独特の言葉や発音を聞くことがあります。そんな違いを認めるか、それとも標準語に合わせるか。個性を重視するなら前者、意思疎通を尊重するなら後者ですかね?こんな小さな島国でもあれだけ言葉の差があるなんて面白いですね。

新書861通じない日本語 (平凡社新書)
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平凡社

誰がテレビを殺すのか

2018-07-26 20:45:31 | 本-その他
図書館から借りた『誰がテレビを殺すのか (角川新書)』を読了。
最近では「テレビ離れ」と言われていますが、スマホとか動画サイトなど時間を奪うものは増えているし、しかたないかもしれません。昔からワイドショーなどくだらない番組はあったし、けっしてテレビ番組の質がガクンと下がったわけではないと思います。たしかに若い人はテレビよりもスマホを見る時間が長いけれど、その割には健闘しているのでは?
ただ、同じ芸能人ばかり出演したり名前を出したりしているので、もっと色んな人が出ているといいですね。それと人気になったと思ったらいつの間に消えている有名人が多いのも気になります。
それとスマホ世代の若い人もそのうち年を取るのだから、その世代に合わせて番組や放送のしかたを変えていく必要があると思います。テレビ局もどんどんWebに進出すべきだと思います。
私はテレビを見るのがあまり好きではないし、最近では「名探偵コナン」しか見ていません。それにテレビを見るくらいなら、読書や勉強など他のことに時間を割きたいのです。
Web版の新聞を読んでいる人はかなり少数なのですね。実は私、「日経電子版」と「Nikkei Asian Review」を購読しているのですが、テレビニュースを見るよりもずっと質が高いと思っています。テレビニュースだとダラダラ見てしまうし、芸能人たたきばかりなのが嫌です。たしかに購読料はちょっぴり痛いけれど、新聞を読む習慣は続けたいです。
「おわりに」で制服姿の女子高生を出さない方がいいと書かれていますが、日本ではそれが当たり前なのだから構わないのでは?日本独特の学生服に憧れる海外の若い人もいるでしょうし、無理して世界に合わせなくてもいいと思います。

誰がテレビを殺すのか (角川新書)
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KADOKAWA

図解 日本語

2018-07-24 13:13:57 | 本-言語関連
図書館から借りた『図解 日本語』を読了。
本書は文法、漢字、語彙など、日本語に関するあらゆる事柄を解説したものです。
タイトルに「図解」と書かれているだけあって、欄外の表や解説が本当に多いです。本文を読むだけでも十分勉強になるでしょうが、欄外を読むとより理解が深まります。
1つ気になったのですが、「こんにちは」ではなく、「こんにちわ」と書かれていたのは誤植でしょうか…。それ以外は申し分ない内容でした。

図解 日本語
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三省堂

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち

2018-07-19 20:56:21 | 本-その他
図書館から借りた『ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)』を読了。
本書を知ったきっかけは自宅近くの本屋さんで、入り口の近くに本書が目立つように置かれてあったのです。
4つのちょっと不思議な事件が書かれているのですが、第四章はちょっと怖かったかな。どの章も実在する古書を巡る話ですが、それぞれの本を知らなくても大丈夫です。特別に本が好きでなくてもスラスラ読めるでしょう。
このシリーズは全部で7冊あるようですので、全て図書館から借りて読みたいですね。

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
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アスキーメディアワークス

平成30年度第1回日本語検定1級個人カルテ

2018-07-18 21:20:10 | 日本語検定
6月に受検した日本語検定1級の個人カルテが届きました。不合格ですので、封筒の厚さが薄いです(涙)。
得点率は写真のとおりです(クリックすると拡大されます)↓

総合で62.1%なんて、準認定(70%以上)にも程遠いですね…(汗)。
特に「敬語」に関しては37.5%なんて低すぎる。「所見」にはこう書かれていました。

「相手や場面に応じた敬語の適切な使い方の理解がやや足りません。」

いや、「やや」どころか「かなり」足りないでしょう。日本人として、きちんとした敬語を身に付けたいですね。これでも一応秘書検定2級を持っているのですが、これではまずいでしょう。そう言えば2年前に受けたビジネス文書検定1級でも敬語の問題でかなり引っかかってしまいました。
日本語検定公式サイトから1級の解答と解説をプリントアウトしたので、じっくり答え合わせをしたいです。

姪の英検3級不合格

2018-07-13 14:07:11 | 英検・TOEIC(R)
最近妹から聞いた話ですが、先月、中学2年生の姪が学校で英検3級を受けたそうです。その結果、一次で不合格となりました。
実は姪、5級は持っているのですが、4級を飛ばしていきなり3級を受けてしまったのです。それも英語力のあるクラスメートの影響みたい…。素直に4級を、または3級と4級のダブル受験をしたら良かったのにね。
姪はずっと3級不合格を妹にも旦那さんにも内緒にしていたみたい。先週妹に会った時に姪の英検の話が出たのですが、「面接があるからもう結果は出ているはずだよ」と妹に話したのです。そしたら妹は「えっ…」という顔をしていました。それで妹が姪に結果を問いただすと、素直に「白状」したわけです。
それにしてもあと3点で合格だったことを考えるととても惜しいですし、「よくやった!!」と励ましたいくらいです。その結果から4級合格はバッチリでしょうが、10月の検定も3級だけ受けるみたい…。その意地っ張りなところが本当にB型ですね。
英語の勉強って基礎がとても大切だから、本来なら英検も1つずつやっていくのが理想です。姪から英検3級の問題集を頼まれた時も、口を酸っぱくするほどそのことを言ったのですけれど…。
姪の頑張りを聞いて、私も英検1級の単語集を勉強しようかなと思っています。一部では英検1級はマニアックと言われているそうですが、英字新聞などを読んでいると1級レベルの単語がゴロゴロ出てきます。

「やりがいのある仕事」という幻想

2018-07-12 21:10:23 | 本-その他
図書館から借りた『「やりがいのある仕事」という幻想 (朝日新書)(森博嗣著)』を読了。
本書は仕事について考えさせられる1冊。これから就職活動を始める学生さんにも、今の仕事に満足していない社会人にもお勧めです。
著者は一般企業に勤めたことが一度もないのですが、いいところを突いていると思います。特に第4章のQ & A方式の文章は何かと得られるものが多かったです。
これは賛否分かれると思いますが、仕事だけが人生ではないと改めて気付かされました。

「やりがいのある仕事」という幻想 (朝日新書)
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朝日新聞出版

読書の価値

2018-07-12 20:48:29 | 本-その他
図書館から借りた『読書の価値 (NHK出版新書 547)』を読了。
著者は森博嗣氏。彼は人気のある小説家だそうですが、私は彼の名前さえ知りませんでした…。
こういう類いの本は「どんな本を読むべきか」なんてタイトルでおすすめ本が書かれていることが多いですが、本書では「自分で本を選ぶ」とあります。う~ん、小説家の彼でさえこうだから、それが尤もなのかもしれませんね…。
著者の読書歴に多くのページが割かれているのも本書の特徴。彼は小説家でありながら小説をあまり読んだことがないなんて意外ですね。しかも遠視のせいで本嫌いだったとは。
一風変わった読書に纏わる本でしたが、そこがまた面白かったですね。

読書の価値 (NHK出版新書 547)
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NHK出版

住みたいまちランキングの罠

2018-07-09 20:48:43 | 本-その他
図書館から借りた『住みたいまちランキングの罠 (光文社新書)』を読了。
Webではよく「住みたい街ランキング」が話題になりますが、本書ではそれに疑問を投げかけています。たしかに住みたい街の条件って人によってバラバラですよね。マンションを買う時にも共同スペースなど、気を付けるべき点がたくさんあります。
今年の「住みたい街ランキング」の1位になった横浜が本書で取り上げられていました。でも横浜市はかなり広いですし、場所によってかなりの違いがあります。横浜市民以外の人にとっての横浜はみなとみらい周辺の港町のイメージがあるでしょうが、横浜には緑も坂も多いです。因みに今のマンションに引っ越す前の住居は横浜市内でしたが、その住んでいた区は海に面していません。
たとえランキング外の街に住んでいたとしても、自分が居心地が良いと思えばいいのではないでしょうか?今住んでいる所はちょっと都心から遠いですが、都心へ出るのは年に数回なのであまり関係ありません。それと近くにはスーパーや図書館などいろいろ揃っているので、何かと便利です。最初は引っ越しが嫌でしたが、今では住んでいる街を気に入っています。やはり「住みたい」と「住む」とでは違いますね。

住みたいまちランキングの罠 (光文社新書)
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光文社