Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

サードドア

2023-09-29 14:01:44 | 本-その他
図書館から借りた『サードドア』を読了。
本書は今までに読んだことのない、非常に変わった実話。当時大学生の著者がクイズ番組で優勝し、その賞品を売って得たお金を元に著名人へのインタビューの旅へ出るというお話。決して著者の真似はできませんが、ビル・ゲイツ、レディ・ガガなど、錚々たる著名人とのインタビューなどから、読者の私も生きるためのヒントが得られたと思います。
中でも印象的だったフレーズは…

「子ども時代のトラウマにはすべて時効がある。切り替えて、自分の人生を生きるんだ。」

本書を読み終わった後も、何度もこのフレーズを読み返しました。本ブログでも何度か触れているとおり、私は小中学校時代で苛めを受けてきました。時々そのことを思い出しては自分を悔やんだり、苛めをした相手を恨んだり。彼らの顔を思い浮かべる度に「仕返しをしてやりたい」とさえ思いました。でも、過去はやり直せないし、人生はこれからだと感じました。変えられるのは過去ではなく今ですから。



ところで、著者はエレベーターで「何週間も風呂に入っていない人が発するような臭い」を感じたそうですが、そこから老人ホームに住む伯父を連想しました。昨年、当時伯父が住んでいたマンションの近くのコンビニ前で熱中症で彼が倒れて病院へ運ばれた時、彼はお医者さんに3週間お風呂に入っていないと答えたそうです。その日は銀行やコンビニに入ったそうですが、彼の周辺にいた人たちは彼の汗や垢で汚れた格好と臭いにびっくりしたでしょうね。ホント、マンションの中で倒れていたら、何日も誰にも気づかれないままだったかもしれません。

「やらないで後悔」よりも「やって後悔」

2023-09-25 14:51:08 | Amelia・翻訳トライアル
今日(25日)締め切りのAmelia「翻訳トライアスロン(実務)」の応募を終えました。応募直前の最後の最後で訳抜けやミスが数か所も見つかって冷や冷やし、最後まで気が抜けませんでした。もしこれが本当の仕事だったら、大変なことでしょうね。
実は、課題文の難しさに負けて、何度も何度も応募を諦めようと思ったのです。でも、最後まで諦めないで応募して、ホントに良かったです。途中で投げ出していたら、きっとその後になって「あの時応募すれば良かった」と後悔するのに違いありません。
時には途中で諦めてしまうことが大切なこともあるかもしれませんが、大体はどんなに難しかろうと興味のあるものは何でも取り掛かり、やって後悔した方が自分のためにもいいかも。逃げてばかりいては進歩はありませんし。今回成績が悪くても、挑戦を続ければいつかは芽が出てくるかもしれません。
ちなみに、6月の定例トライアル(IT・テクニカル)の結果は散々でした。せっかく図書館で本を借りてまで調べたのにがっかりです。でもやはり翻訳者になることは諦めたくありません。10月にも同じ分野で定例トライアルがありますから、今度こそ結果を残したいです。

After GAFA 分散化する世界の未来地図

2023-09-22 13:00:57 | 本-その他
図書館から借りた『After GAFA 分散化する世界の未来地図』を読了。
本書には「GAFA」とありますが、GAFAそのものの未来だけでなく、デジタル全体の未来はどうなっていくかを書いています。デジタル世界の動きが速いためにちょっと古くなってしまった感じはありますが、今でも考えさせられる内容でもあります。
デジタルによって余裕が生まれると思いきや、余裕どころかますます忙しくなっているのが事実。たとえばいつでもスマホによって繋がるため、「すぐに返事しないと」と焦ってしまい、SNSの返事に躍起になる。仕事のメールも積もり積もって、返信に何時間もかかる羽目になる。いつの間にか「デジタルを利用する」というよりも「デジタルに使われる」になっています。
「世界で一番最初に愛される銀行」というのには共感。一般的に「お客様第一主義」というのがまかり通っていますが、お客さんだけでなく、従業員にも愛される会社でなければいけないと。Amazonなどは従業員への待遇が酷いと言われて久しいですが、やはり従業員も大切にしないと成り立たないですよね。
GAFAのうちのFacebookは社名がMetaになりましたし、その他の企業も栄枯盛衰が激しいし、デジタル世界はどんどん変わっています。デジタルによって誰もが恩恵を受けられる社会になるといいですね。


日本人ってギャンブル好き?

2023-09-20 14:42:42 | 日記・エッセイ・コラム
自宅近くにいつも利用する銀行のATMがあるのですが、途中パチンコ屋さんを通り過ぎます。銀行の手数料が無料になる9時前に行く度、9時にオープンするそこのパチンコ屋さんはいつも入り口の前に長い行列ができます。
そこに並んでいる人をチラッとみると、若い人もいれば中年の人もいますが、ほとんどが男性。外見で差別をするつもりはないのですが、身なりなどを見ると「それなりの」といった感じがします。だいたい平日の朝からパチンコ屋さんの前に並ぶなんて、ああいう風な人たちなのでしょう。
妹家族の住むマンションのそばにも最近大きなパチンコ屋さんが開店し、平日休日問わず駐車場はけっこう埋まっているそうです。その近くにコンビニがあって、時間帯によっては食品などが売れ切れてしまうとか。周りから反対意見が相当出たはずです。また、妹夫婦も大学生の姪もパチンコはしませんから、開店が決まった時は心の中では複雑だったと思います。
横浜にカジノを造るらしいですね。カジノだけでなく商業施設なども併設して国内外からのお客さんを期待しているとか。一応ギャンブル中毒者の人が入らないようチェックするという話ですがそれでも心配。
スマホゲームに「ガチャ」というのがあります。基本的には無料で遊べますが、そういうガチャに月あたり何万円もつぎ込むごく一部の人がいると聞きます。数年前にガチャの当選確率が極端に低いのが問題になりました。私が楽しんでいる「どうぶつの森ポケットキャンプ」にも「クッキー」というおみくじのようなものがありますが、それも半分ギャンブルのようなものでしょう。同じシリーズを全部揃えるのにけっこうお金がかかりそうですし、上を見るとキリがないですし、私はクッキーを買いませんが。
その他に宝くじ、競馬、競輪などもありますし、やはり日本人はギャンブルが好きなのでしょうか? 使う金額を決めてほどほどに楽しむくらいなら問題ないですが、生活費までつぎ込んでいるのであれば中毒ですね。
私は「あつ森」のウリちゃんから買う株だけで十分です…。

年配者でもスマホを使いこなせるように

2023-09-19 13:41:33 | 日記・エッセイ・コラム
先日の「日経電子版」に、「高齢者向けスマホ講習に工夫を」という記事がありました。
ちょうど母の世代にあたる70歳~74歳のスマホ保有率は67.1%と意外と高水準。ところが、「保有」と「使いこなす」とは別物だそうで、皆がLINEなどのアプリをきちんと使えるかどうかは怪しいとのことです。
母はもうじき71歳を迎えますが、やはりスマホの操作には四苦八苦することがちょくちょく。私も根気よく教えるのですが、操作方法などすぐに忘れてしまうんですよね。先日、大学生の姪の前でLINEのメッセージを入力していたのですが、姪から「(入力が)遅っ!」なんて言われたそうです。まぁ、姪はデジタルネイティブですし、もし1950年代生まれの母が2000年代生まれの彼女よりも速く入力できたらびっくりでしょうけれど、それでも母は一生懸命入力しているのです。その他に母はアプリで電車の時刻を調べていますし、PayPayで支払いをしていますし、同年代ではまだ使っている方かもしれません。あとはGoogle検索でお店などいろいろ調べものができるといいですね。
76歳の老人ホームに住む伯父も一応「らくらくスマートフォン」を持っているものの、キャリアメールの送受信や通話程度で、アプリはほとんど使っていないみたいです。本当は通話量が無料のLINEを教えてあげたいところですが、別々に住んでいますし難しいところです。せっかくスマホを持っているのに使いこなせないのはもったいないです。
若い人だけでなく、年配者もスマホが使えるようになることは急務でしょうね。たしかにゲームやSNS、動画など、「時間泥棒」だったり誘惑が多かったりするのも事実。でも、上手に使いこなせるようになればあんなに便利な道具はありません。LINEで固定電話よりもはるかに低額で通話ができますし、体が不自由であればネットショッピングアプリで食品や日用品などを配送してもらえますし、タクシーもアプリで呼べますし、おくすり手帳アプリでお薬の飲み忘れを防げます。最近はJRなど紙の時刻表を配布しない鉄道会社もありますし、急な外出等スマホがないとどうしようもない時さえあります。
ちょっと前までコロナワクチン予約のために無料のスマホ講座が各地で行われていたそうですし、携帯会社でも操作を教えてもらえるそうですが、きちんと使えるようになるためには分かるまで根気強く繰り返し教わるのがいいのかと。スマホ講座では1回教わって終わりではなく、その後のフォローがあればいいですね。母の場合も繰り返し教えたら何とか使えるようになりましたから。

他人には迷惑を掛けたくない

2023-09-11 13:13:31 | 日記・エッセイ・コラム
今日の午前中の出来事です。ユニクロでセール中のトップスを最後の一枚でギリギリ購入できて嬉しかった帰り道。歩行者デッキを歩いていたのですが、深刻な「スマホ中毒者」と思われる男性と出くわしました。
その男性、スマホを横向きにして両手で持ち、画面をじーっと注視してよろよろしながら歩いていたのです。それがゲームなのか動画なのかはともかく、何しろ危なっかしくて。最後に見た時は階段の方へ向かっていきましたが、そんなのことをしながら階段を降りられるのかどうか。
正直言って、その人を「迷惑だから止めてください」注意したかったです。でもお互い赤の他人ですし、あれほどのスマホ中毒者なら、その時はスマホをポケットにしまっても、私の姿が見えなくなったところでまた「歩きスマホ」を始めるでしょう。それに平気で「歩きスマホ」をするくらいの愚かな人ですから、向こうから殴られたり大声で怒鳴られたり危害を加えられるかもしれません。母も「そういう人って頭がおかしいのよ。いくら注意してもダメ」なんて思っているそうです。
そういう迷惑行為をするのはほんの一握りなんでしょうが、とにかく目立ちますよね。他にも列に割り込んできたり、混んでいても席を詰めないで2人分占領したり…。はっきり言って気持ちいいものではないですし、みっともないだけです。お互い迷惑行為を掛けないようにしたいですね。
それに、迷惑行為をずっと考えてもモヤモヤするだけで何も解決しません。こちらはこちらでそんなことをとっとと忘れて、思う存分好きなことでもして、気分を晴らしたいですね。向こうだって何も考えていないですから。


今回の件に対して、本書がとても参考になりました。著者のJamさん、ありがとうございます♪

多趣味は程よい人間関係に良いもの

2023-09-04 13:47:35 | 日記・エッセイ・コラム
数日前にたまたま人と「適度な距離感」を保つといったWeb記事を読みました。人間関係でストレスになったら、その人から距離を置く、家庭や職場の他にも居場所を作るなどが解決策だそうです。
ちょっと前に前職を退職した理由を書きましたが、おそらく母の愚痴もその1つだと思うのです。母は毎週ある場所に行っているのですが、そこで起こった嫌なことを延々と話すのです。誰かに愚痴をこぼしたい理由は分かるのですが、それを聞く私はもっとつらい…。それを吐き出す場所が私にはないのですから。つらかったことを話すと母も理解したようで、最近では話すのを控えるようになりましたし、私も精神的に楽になりました。
Web記事にも書かれてあったとおり、家庭や職場以外の場所を作るのって、人間関係がくっつきすぎずほどほどになっていいと思います。私も漢字とか英語、読書などの好きなことがなかったら、精神的に押し潰されてしまっていたと思います。母もトールペイントやフラワーアレンジメント、カントリーダンスなど多趣味。この1年伯父の入院や引っ越しで大変だったでしょうし、多趣味で乗り越えられたのだと。
趣味が1つだけよりも2つ3つ持っていた方がダメージが少ないです。例えば英語が趣味だとして、TOEICなどの試験に落ちたとしても、仲間同士で上手くいかないことがあったとしても、別の趣味があれば気分転換にそっちに回せます。
意外と「自宅↔職場(または学校)」を往復だけという人が多いと思います。「忙しい」からと言い訳する人もいるかもしれません。でも、Web記事に書かれている「3点確保」だとどこかしら逃げ場が作れるし、精神的にも楽になるかと。それに趣味という別の場所を作ることで生き生きとした生活になりますし。自由な時間があまり取れないようでしたらまずはYouTubeやZoomからでもできる趣味から始めたらいかがでしょう。

やっぱり翻訳の作業が好き♪

2023-09-01 13:44:04 | Amelia・翻訳トライアル
数日前にAmeliaから会報誌が送られてきて、「翻訳トライアスロン」(実務)の課題が発表されました。「トライアスロン」ですのでもちろん別の分野(映像・出版)もあったのですが、両方とも未学習の私には厳しすぎるので、昨年に引き続き今回も実務のみの参加の予定です。
今回の課題は金融関連の英文。定期購読している「日経電子版」や「Nikkei Asia」でも一応そういう記事に目を通しますが、読むだけと実際に翻訳するのは別物。度々見たことのある英語のフレーズもネットでしっかり意味を確認しました。会社名や人名も片仮名ではどう表現するかも検索しています。
翻訳作業をしている時は「何時まで」と区切りを入れています。そうでないと何時間も作業を続けてしまい、しまいにはクタクタに。それに締め切りがあるとダラダラしなくなり、集中できるのです。
ずっと思っていることですが、やはり私は翻訳作業が好きなのかと。読むこと自体も好きですが、調べることでいろいろな知識が吸収できますし楽しいです。特に実務は調べものが多いですから、翻訳をしながら非常に勉強になります。まさに翻訳って就くことができたら天職ですよね。「私も学習者なのです」という、翻訳講座で講師をなさっていたベテランの実務翻訳者の言葉を思い出しました。きっと何年翻訳実績を残しても生涯勉強なのでしょう。
ところで会報誌と一緒に送られてくる別刷りの講評でも書かれていますが、ちょっとした疑問も放置しない、辞書で調べる際は意味だけでなく例文にもあたるなど、翻訳にあたって気を付けなければいけないことが幾つかあります。とはいうものの、頭の中で理解しても実際はなかなか気付けないのですよね、トホホ…(涙)。