火魂神社の大ムクノキが有る宍粟市波賀町は、瀬戸内海の姫路から日本海の鳥取までを横断する、国道29号線沿いに有る揖保川上流域に開けた小さな町です。
国道29号線を北上すると宍粟市に入り揖保川上流の引原川沿いに走り、暫くすると左手山裾に小さく裏寂れたような境内に大きく諸手を上げているように伸ばしているような、ムクの巨木が見える。
神社境内は国道に段差なく接して直ぐに拝殿、その左脇にこの大ムクノキ・・・、決して良い環境だとは云えない。
推定樹齢約600年、根廻り9.5m、目通り7.8m、樹高20m、台風で腕をもぎ取られたばかしなのか痛々しい。
全身創痍、主幹も遠い昔に大嵐にでも持って行かれたのだろう??欠損して幾久しく見える。
横手に廻ると荒々しく隆々と力強く脈打って、脇にはカゴノキを抱きこんでいる。
根元に空洞は見られるものの、酷いものでは無く全く人手もはいらず野放し状態・・・。
それでもまた春には枝いっぱいに芽吹いてくれるだろう・・・??
兵庫県下第二番目の目通りを持つムクノキです。
撮影2009.3.8
そこにまた壮烈な姿と経歴を持つムクノキですか。
人間もその生命力を見習って試練を載れ越えねばなりませんね。
29号線、最近よく走ります。みなみ波賀の道の駅は人気がありますね。あそこには木で作ったデスク小物がたくさん置いてあります。
遠くないですか??
道の駅には良くよりますが専ら女房の買出し専門です。
近頃は近場ばかりをうろついています。