"What I Wish I Knew Whn I Was 20"(日本訳は『20歳の時に知っておきたかったこと』)の書評なのであるが、エッセンスは、終わりの方の章に出てくる"Never miss an opportunity to be fabulous."に詰まっていると思う。敢えてへたくそな訳をつけるとすれば、「自分の輝けるチャンスを見逃すな!」
先週の休暇に5冊も6冊も本を持参したが、結局は、この本の出だしの数章を読んだだけであった。書評などで良く取り上げられている、スタンフォード大学の講義である「Five-Dollar Challenge: 5ドルと2時間でいくら儲ける事が出来るか」の導入は、面白いのだが、ただそれだけである。
自己啓発本として読む傾向がある様だが、取り上げら得る例などは玉石混交なので、良い話に感動して、読んで満足という事になりかねない。20歳の若者には非常にエキサイティングな内容で有ろうが、私くらいの年代(40代後半)になると、現象としては現代風に焼き直してあるが、根底に有る原理は、どこかで見聞したものばかり平凡であった。
が、"Never miss an opportunity to be fabulous."を目にした瞬間に、本全体が浮き立ってきた様な感覚があった。
人は自分で納得の出来る輝く瞬間を多く経験したいが為に、才能を見出し、努力するのである。運命論的ではあるが、全ての人にチャンスは訪れるのである。それを信じればこそ、頑張れるのである。なによりも肝心なのが訪れたチャンスを逃さない事になるのである。この事を意識出来れば、途端に年齢は関係なくなる。この程度の本(良い本だが)で、心が奮い立ち頑張ろ気持になるのが大切なのである。
自分の子供が20歳になる時にプレゼントしてあげたい本であるし、自分の行動が少しでも本の内容と重なると思い当たってくれれば、下手な説教よりよっぽど役に立つであろう。
内容とはややかけ離れた所で、自分なりに大きな意義の有る珍しい本であった。額面通り読んでも面白いので推薦します。
先週の休暇に5冊も6冊も本を持参したが、結局は、この本の出だしの数章を読んだだけであった。書評などで良く取り上げられている、スタンフォード大学の講義である「Five-Dollar Challenge: 5ドルと2時間でいくら儲ける事が出来るか」の導入は、面白いのだが、ただそれだけである。
自己啓発本として読む傾向がある様だが、取り上げら得る例などは玉石混交なので、良い話に感動して、読んで満足という事になりかねない。20歳の若者には非常にエキサイティングな内容で有ろうが、私くらいの年代(40代後半)になると、現象としては現代風に焼き直してあるが、根底に有る原理は、どこかで見聞したものばかり平凡であった。
が、"Never miss an opportunity to be fabulous."を目にした瞬間に、本全体が浮き立ってきた様な感覚があった。
人は自分で納得の出来る輝く瞬間を多く経験したいが為に、才能を見出し、努力するのである。運命論的ではあるが、全ての人にチャンスは訪れるのである。それを信じればこそ、頑張れるのである。なによりも肝心なのが訪れたチャンスを逃さない事になるのである。この事を意識出来れば、途端に年齢は関係なくなる。この程度の本(良い本だが)で、心が奮い立ち頑張ろ気持になるのが大切なのである。
自分の子供が20歳になる時にプレゼントしてあげたい本であるし、自分の行動が少しでも本の内容と重なると思い当たってくれれば、下手な説教よりよっぽど役に立つであろう。
内容とはややかけ離れた所で、自分なりに大きな意義の有る珍しい本であった。額面通り読んでも面白いので推薦します。
結局は受ける側の感性なんだと思います。私などは軽い小説や歌詞などに反応することが多く、この記事のような高い次元での反応は少ないなあ、と思っています(根がバカだからか?)。
それでも、「何気ない言葉がふとした瞬間に支えてくれること」とか「比べることから不幸が始まる」とかという、本当にちょっとした言葉で意外と人間は生きていけるんじゃないか、と思っていて、「言葉の力」はバカにできないと思っています。おっしゃるように、それには受容するための準備というか、いつもどこかで「もっと良くなる自分」を意識しておくことが重要ですね。安易な啓発本とは別に、「自分は何者か?」「何が自分印なのか」を考え続けること、を続けたいと思います。
できれば、貴ブログのように「そう思わせる影響者でありたい」というのもありますが、それは私には中々難しいようです。
その通りだと思います。言葉に力が無くなれば、ヒトがヒトで無くなるという事です。