山を走るな と言われたものだが…

山を走るなと昔は言われた。

登りはゆっくりと一歩一歩、下りも調子に乗らずゆっくりと下る。
今から３０数年前、高校時代に山岳部の先輩によく言われた。また大学時代のサークルでもよく言われた。その当時は山で走ることは、いけないことだと思っていた。

月日は過ぎ、再び山へ行くようになったが、あの当時の教えとまったく異なることをやっている自分は、可笑しくもあり不思議な感じがする。
走ること、歩くこと、標高が高いこと、低いことに関わらず山は山であり、その中で活動することは自然と一体になることであり、その一体感は自分に幸福な時間を与えてくれる。

今日は休足日。明日は祝日で子供の弁当作りもなく、久しぶりでゆっくりとした気分で朝を迎えることが出来そうだ。日曜日はさて、どこに行こうとしようか……

トレイルを走ろうよ　ウェブ版

ランナーが増えた

走るのは大体一日おき。西の上野公園・谷中、東の隅田川沿いがホームコース。
今日は、自宅から蔵前橋まで南下し、そこから隅田川を白髯橋まで北上し、再び桜橋まで南下し自宅の戻るコース。

走り始めるのは１０時過ぎだが、街路灯が明るく何の不安もない。
隅田川沿いはホームレスのブルーテントで有名だが、この時間になると皆さんおやすみの時間のようだ。

途中４～５人のランナーと出会う。また、夜も１１時に近いので、吾妻橋付近ではほろ酔い加減の人たちとも出会う。
今は肝機能障害で酒はドクターストップだが、仮にドクターストップが解けても「ラン」を大切にしたい。
走り終わった後の爽快感は何物にも替え難いのだから。