辛さに向かって！

さて、いよいよハセツネの当日となった。
例年から３週間遅い開催。
３週間で随分と季節が進み、都心でも肌寒い朝となった。

ハセツネは「山岳耐久」であり、文字通り山の中でどれだけ頑張れるかの勝負。
さらに今年は夜が長いので、「耐久」の要素は例年以上。

レースの最中は楽しいことは全くなく、辛いことばかりだが、それが「ハセツネ」とも言える真骨頂。

辛さに向かってレディーゴー！

ハセツネコースの一部を最初に歩いてから４０年以上が…

ハセツネもいよいよ明日に迫った。
「ハセツネ」よりも「日本山岳耐久レース」の呼び名が主だった時代は、『奥多摩全山を一周』等のキャッチコピーもあったような気もするが、実際は一部に過ぎない。
自分がハセツネコースに最初に足を踏み入れたのは、確か大学１年の時だったと思う。
御岳駅から御岳を通って、今でもあるが綾広の滝の上部の東屋でテントを張って一泊、さらに大ダワで一泊、御前から奥多摩湖に降りた記憶がある。
山を走るのは非常識とされていた時代でもある。

それから、４０年以上が経った。
二泊三日のルートも、ハセツネコースの一部でしかない。
還暦になって二十歳前には考えられなかったような「過激」なことができるのは、ある意味感慨深いものがある。

正直ハセツネは日の出山からの夜景や夜明けを除いては、辛いだけではあるが、今年は過去を振り返るつもりで臨みたい。

今朝は気持ち良く走って終了

自分の走りを自分で見ることは、なかなかできないが、自分のスピードはどんな感じかを知ることは、自分の前にランナーがいるとよくわかる。
今朝も、前方にランナーが居て、随分ゆっくり走っているなと思っていても、中々追い付くことができない。
これが自分のスピードなのかと若干落胆する。

ただ、スピードは別として、明後日がハセツネなこともあり、無理なく気持ち良く走って終了。
直前まで、DNSかと迷っていたSTYの時に比べれば、随分と順調と言える。

昨年は出場できなかったので、２年振りのハセツネとなるが、この２年間で確実に脚力は衰えた。
順調と言っても容易く完走できる程甘くないので、兎に角頑張らなければ…

いろいろと迷いますが

ハセツネに出場する時はいつもなのだが、何をどの位（行動食、防寒具等）、何に（ザック、ウエストポーチ等）入れて行くかと迷うが、今年も例外に漏れず、いろいろと悩むところ。
大会の数も多くなったが、「日本山岳耐久レース」の名にふさわしく、エイドは一ヵ所でしかも水又はポカリの補給しかなく、しかも今年は３週間遅いので、寒さと夜の長さが、いろいろ悩むところの原因となっている。

まあ、裏を返せば、その分事前に楽しめるということなのだが…。

ただ、悪天の場合は例年より遥かに悪い状況になるので、願わくは、雨は降らないで欲しい。

漸く故障前の水準に

昨日は木枯らしが吹いた東京。
もうそんな季節になってしまったか！

ただ、今朝は寒くはなく、走るには丁度良い気温で、特に無理もせず気負いもせずで、まだまだ走れるペースで１時間ほどのジョグ。
月間走行距離は目的ではないが、目安にはなるのだが、漸く故障前の６月の水準に戻りつつある。
故障をするとリカバリーまで数か月掛かると言うが、今回は３ヶ月掛かったことになる。

ＳＴＹからハセツネまで１ヶ月だが、少なくともＳＴＹよりは調子は上向いているはず？
なので、是非完走はしたいところだ。

今週末はハセツネ

昨日強打した右膝は湿布を張って一晩寝たら、かなり痛みが消えてきたので一安心。
さて、今週はいよいよハセツネ（日本山岳耐久レース）となる。
初めて参加したのは2004年。
それ以降、DNS１回、エントリー失敗１回であとは完走しているので、あと１回完走すれば１０回となる。

初めて参加した時は、正直ここまで続くとは思っていなかった。
ひとつの区切りとして、完走はしたいとこだ。

青梅丘陵に行くとスライディングをしてしまう？

どうも青梅丘陵はスライディングの鬼門のようで、今日も雷電山からちょっと青梅方面に下った、全く何でもない平坦部分で躓き、スライディングをしていまった。
左膝の擦過傷は良いのだが、右膝が多分打ち身だと思うが、触ると痛く、また腫れているようで、階段の登り下りで突っ張ってしまい動きがスムーズではない。
ハセツネを控えて大丈夫？
まあ、特に歩いては問題ないので、然程心配はしていないのだが…

さて、今日は何故青梅丘陵かと言うと、コースは川井駅からロードを走って百件茶屋まで行き、そこから棒の峰、岩茸石山、高水山、青梅丘陵、青梅駅まで。
「川井駅TO青梅駅」の駅から駅のコース。

時間が早かったから、青梅丘陵までは意外に人が少なかったが、青梅丘陵に入ると10人前後の団体さんが２団体、女性の２人組に２グループ、それにトレイルランナーもちらほら。
矢倉台からは、どっと人が多くなる。

そんな中、トレイルランナーの集団がだったが、先頭は栗原孝治さんで、どうもセミナーのようだ。
老若男女、ハイカーにランナーと青梅丘陵は実に多彩で良い所だ。

今日は距離にして24km弱、時間にして４時間１５分ほど。
これでスライディングさえなければ、良い調整になったのに。
右膝が心配

天気が気になる一週間に

今日も秋晴れだが、そう言えば最近雨が降らない。
秋は移動性高気圧が現れ、その後に低気圧が続き、またその後には高気圧がだが、今年はどうも、高気圧、高気圧、高気圧のようだ。
今朝は走ったが朝の寒さもそれ程でもなく、日中も暖かくなりそう。

ハセツネまであと一週間だが、土曜日は曇りで日曜日は晴れ間も出るような天気予報になっている。
何せ2,000人以上が参加する大会なので、雨でコンディションが悪くなると、自分のように遅い選手は泥濘に苦労することになる。
UTMF/STYの時もそうだが、この一周間天気が気になる一週間になりそうだ。

ここに来て、仕事で天気よりも厄介なことが出て来るかも知れないような雰囲気になってきた。
昨日は、事なきを得たが、まあこればかりは起きないように祈るしかない。

自分の体との対話を楽しむ？

昨日は、９月１７日以来の屋内トレッドミル。
汗が飛び散るで、周りのおば様方からは白い眼で見られたり…。
健康センターだからか、トレッドミルで走る人は少なくウオーキングが中心。
健康維持なら走らなくてもは納得するところ。

良く「走っています」と言うと「健康に良いことしていますね」と言われるが、そうではない。
そもそも健康に良いなら、故障はしない。

トレイルランもまた然りで、体への負担や諸々のリスクは登山やハイキングとは別のもの。
登山やハイキングが景色を楽しむものならは、トレイルランは自分の体との対話を楽しむものかもしれない。

走れて、山へ行けて…

最近会社の同年代の人で、骨折したり病気になったりする人が多い。
また、大学のサークルの一年後輩でも、くも膜下出血になったりと…
「還暦」という年回りではないが、この歳になるといろいろある。

昨日は、会社で飲み会があったが、自分は年齢敵にはダブルスコアー。
もはや「歳の差」という段階ではないような気がする。

「還暦」になっても走れて、そして山へ行けてと。
何とも幸せなことか思う。