霜柱
水たまりの氷
関東ローム層の赤土の土地に育った.
小学生の頃,冬の朝は,畑畦の霜柱をさくさく踏みつぶして歩くのが,
楽しみの一つであった.
毎日のように霜柱を踏んで通学していたような気がする.
また,池や水たまりにできた氷を割ったり,
その上を滑ってみたりするのも,道草の一つであった.
道が舗装され,土の道がなくなり,水たまりもなくなり,
また,温暖化の影響もあるのかもしれない.
東京では,霜柱や氷を眼にすることがめっきり少なくなってしまった.
写真は先週,公園の花壇の日陰で見つけた霜柱と水たまりの氷.
小さい頃を思い出し,撮ってみた.
寒い日が続き,空気が澄んでおり,星,月がとてもきれいである.
一週間ほど前であろうか,まだ空にうっすらと青の残る夕暮れ,
まん丸の月が東の空に出ていた.
大きな鮮やかな満月が遠景の大東京を見下ろすようにあり,
まるで影絵のようであった.
暮れなずむビルの街町冬の月
水たまりの氷
関東ローム層の赤土の土地に育った.
小学生の頃,冬の朝は,畑畦の霜柱をさくさく踏みつぶして歩くのが,
楽しみの一つであった.
毎日のように霜柱を踏んで通学していたような気がする.
また,池や水たまりにできた氷を割ったり,
その上を滑ってみたりするのも,道草の一つであった.
道が舗装され,土の道がなくなり,水たまりもなくなり,
また,温暖化の影響もあるのかもしれない.
東京では,霜柱や氷を眼にすることがめっきり少なくなってしまった.
写真は先週,公園の花壇の日陰で見つけた霜柱と水たまりの氷.
小さい頃を思い出し,撮ってみた.
寒い日が続き,空気が澄んでおり,星,月がとてもきれいである.
一週間ほど前であろうか,まだ空にうっすらと青の残る夕暮れ,
まん丸の月が東の空に出ていた.
大きな鮮やかな満月が遠景の大東京を見下ろすようにあり,
まるで影絵のようであった.
暮れなずむビルの街町冬の月