子供像
広場の楠の大木,それの囲いにオブジェとして,
男の子と女の子の像が置かれている.
二人仲良く並んで,大木あるいは大空を見ている.
兄妹の想定であるのであろう.
設置されたのは20年程前のことであるが,
なにか昭和の30年代の子供を思わせる.
「ほのぼの」という忘れていた語句を思い出す.
1月の満月の日,夕方,東の空に大きく浮かんでいた月は,
夜遅くには頭の上,天の真ん中で青白く,冴え冴えと輝いていた.
外の風は冷たく,頬,額が痛い.
駅からの帰り道,急いで歩いていると,
眼の前を若い二人連れが肩を寄せ合い歩いていた.
月天心寒さがうれし二人連れ
広場の楠の大木,それの囲いにオブジェとして,
男の子と女の子の像が置かれている.
二人仲良く並んで,大木あるいは大空を見ている.
兄妹の想定であるのであろう.
設置されたのは20年程前のことであるが,
なにか昭和の30年代の子供を思わせる.
「ほのぼの」という忘れていた語句を思い出す.
1月の満月の日,夕方,東の空に大きく浮かんでいた月は,
夜遅くには頭の上,天の真ん中で青白く,冴え冴えと輝いていた.
外の風は冷たく,頬,額が痛い.
駅からの帰り道,急いで歩いていると,
眼の前を若い二人連れが肩を寄せ合い歩いていた.
月天心寒さがうれし二人連れ