行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

春の池とホオノキ

2023-06-22 20:00:45 | 風景
春もすっかり深まった一日、
最近では見られなくなった里山の溜池風景に
レンズを向けて見ました。


4月下旬の長池公園築池。
池の周囲の木々はすっかり緑を纏い、
春の日射しがその緑を水面に柔らかく映し出しています。


春先まではトモエガモを写しに訪れていたこの池、
それから1月半が過ぎ、池の様子、景色も大きく変わっています。


その池の縁にホオノキ(朴の木)が花を開き始めていました。


池の縁には多分自生もの、
何本かのホオノキがありました。


まだ小さな木にも花がついていました。
ホオノキはモクレン科モクレン属の落葉高木、
大きなものは樹高20~30m、幹の直径が 1 m 以上にも成長します。


これも4月下旬、
里の谷戸道を覆うようにホオノキが伸び、
春の日射しを受けて、大きな5枚の若葉と花が隣接して開いていました。


ホオノキの冬芽は葉と花の両方入っている混芽と葉芽の2つがあり、
葉芽に比べると混芽は太目に見えます。
大輪で花数はそんなに多くないホオノキですが、
冬から春、混芽を探すとどこに花がつくかがわかります。
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