行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

カラスアゲハ、ウマノアシガタ

2023-06-23 20:00:04 | 花と虫
墓参りに西多摩に行ったので、
足を伸ばして、「横沢入り」をのぞいて見ました(4/27)。
ここは東京里山保全地域、
いくつもの谷戸があり、貴重種も含めて様々な昆虫や植物が生息しています。


道に迷ったこともあり、
滞在時間は1時間ほどになってしまいましたが、
それでも新鮮な黒い揚羽蝶をすぐ近くで撮れました。


翅に青色の輝き、
春型のカラスアゲハのようです。
後翅の赤斑が目立つので雌と思われます。


食草はカラスザンショウなどミカン科の木の葉、
食草の関係もあり、基本的に市街地には見られない蝶、
マイフィールドでも出会うことは少なく、今年初見です。


吸蜜しながらハルジオンの花から花へと飛び渡り、
しばらくの間、被写体になってくれました。


山道にウマノアシガタ(馬の足形、馬の脚形)が小群落がありました。
きれいな光沢のある黄色い花が特徴のキンポウゲ科キンポウゲ属の多年草です。


日当たりの良い山野にふつうに見られると記載されていますが、
マイフィールドでは自然の山地がなくなっているせいか、
この花も年々見ることがなくなっています。


花期は初夏、
茎の上部の枝先に光沢のある黄色の花を咲かせます。
花の大きさは直径2 cm弱、花弁は5枚で広倒卵形。


花の真ん中には黄色のたくさんの雄しべと緑色の雌しべ群が存在、
花後には5 mmほどの小球状の果実(集合果)ができます。
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