
3月に冬眠から覚めたテングチョウを見て,
そんなに多い蝶ではないと思われると書きましたが,
間違いのようです。
あちらこちらにけっこうたくさん見ます。


目立たない姿で地面や道端の落ち葉などにとまり,
姿を消していますが,
人がそばによるとけっこうな勢いで
あちらこちらから飛び立ちます。

年2回ほど発生し,
6,7月が1回目の発生期に当たるそうですので,
発生間もない蝶が集まっていたのかも知れません。
翅を閉じて,枯葉のような翅裏を見せてとまることが多いのですが,
翅を開いた翅表はこんな模様をしています。

タテハチョウ科テングチョウ亜科に分類される蝶,
テングチョウの名は触角の内側にあるパルピと呼ばれる
下唇髭が前方に伸びて,
天狗の鼻のように見えるからです。


タテハチョウ科のヒメアカタテハ,
テングチョウと似た翅色です。
テングチョウのすぐ近くを,
こちらは日の当たる明るい場所を飛んでいました。
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