行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

シオカラトンボ、オオシオカラトンボ

2020-08-09 20:00:29 | 昆虫
シオカラトンボとオオシオカラトンボ、
両者ともに極普通種、
多摩丘陵では広くよく見られるトンボです。
今年は新型コロナで遠出をやめたと思われる親子連れが
捕虫網を持って、このトンボを追いかけている姿をよく見ます。


交尾中のシオカラトンボ。
上のしおから色が雄、下の麦藁色が雌です。


シオカラトンボ♂が池のミソハギの花にとまっていました。
花にトンボ、なかなか遭遇しないシーンです。


背景を変えてもう一枚。
シオカラトンボの雄、顔は灰色、複眼が青色です。


シオカラトンボ♀。
麦藁色なので、ムギワラトンボの通称があります。
複眼は緑色になります。
雄も若いときはこの麦藁色で、成長するにつれてしおから色に変化していきます


オオシオカラトンボも交尾中。
尻尾で頭を押さえている青灰色の方が雄、
頭を抑えられている黄色と黒の混色が雌です。
どのトンボの交尾も、
雌の尾部(生殖器)が雄の上腹部にある副性器に繋がります。
雄はあらかじめ、尾部にある精巣から精子を副性器に移動させて、交尾をします。


オオシオカラトンボ♂。
かなり成熟した雄、腹部末端に黒色が少し残っていますが
全身がほぼ青灰色です。
オオシオカラの名がありますが、大きさはシオカラトンボとほぼ同じです。


オオシオカラトンボ♀。
こちらも翅や体色から、かなり成熟した雌のようです。
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