稲城中央公園の林間の斜面に白い小さな穂状花を見つけました。
よく似たものにトリアシショウマといわれるものがありますので,
少し不安はありますが, たぶん赤升麻(アカショウマ)と思われます。
山地や丘陵の林縁,半日陰の場所によく見られるユキノシタ科の多年草です。
花は白色ですが,根茎が赤みを帯びているのでアカショウマの名があります。
この赤みの成分に脂肪吸収抑制効果があり,
最近,健康食品素材として注目されている植物だそうです。
やはり白い小さな花がたくさん咲くノコギリソウです。
葉が鋸歯のようにぎざぎざ状であり,この名があるようです。
葉を見れば一目でわかる花です。
キク科ノコギリソウ属の多年草です。
元来は高原などに自生する野草,
しかし園芸用に持ち込まれたセイヨウノコギリソウが
かなり野生化をしているようであり,
写真は撮影場所から考えるとそのセイヨウノコギリソウの野生種でしょうか。
上は昨年9月霧が峰で撮影のノコギリソウ,
こちらは場所から,たぶん日本の自生種と思われます。
さみしきや花は白きに赤升麻
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