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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ハルジオンと蝶たち

2021-05-08 20:00:11 | 花と虫
ハルジオン、
春から初夏、道ばた、野原などどこにでも見られる
北アメリカ原産のキク科の多年草です。
蝶など、春の虫の重要な蜜源になっているようで、
よく見ると何かがとまっています。


ハルジオンの花の上、
2頭のベニシジミが戯れていました。


翅の裏面に明確な眼状紋と細かな筋模様のあるヒメウラナミジャノメ。
ベニシジミ同様4月の草地に煩雑に見られる蝶です。
ハルジオンの花に吸蜜してました。


白色の花の多いハルジオンですが、
ときどき鮮やかな濃いピンク色の花があります。
ベニバナハルジオンとも呼ばれことがあるようです。


淡いピンク色の花にキタテハがいました。
成虫で冬を越した個体です。
ハルジオンによく似た花に、やはりアメリカ原産の帰化種ヒメジョオンがあります。
大まかには、春に見られるのがハルジオン、
6月以後、夏に見られるのがヒメジョオンですが両者がいっしょにある時期も若干あるようです。
写真のように、蕾が下を向いて垂れているようであればハルジオンです。


4月中旬、アオスジアゲハが早くも発生し、
ハルジオンの花に吸蜜していました。
ハルジオンとヒメジョオンの区別、
一般にヒメジョオンの方が背が高く、花は小さくて数が多く、
ハルジオンは背が低く、花は大きくて少ないそうです。


ハルジオンとヒメジョオンの区別がもう一つ書かれていました。
花びらが1㎜以下と細いのがハルジオンで
約1.5㎜と幅が広いのがヒメジョオンだそうです。
わかりやすい見分け方ですが、違いは0.5mmほど、
両者を並べて比較して見ないと判断が難しいようにも思います。


ベニバナハルジオンにヒラタアオコガネでしょうか、
緑色の小さなコガネムシがいました。


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