行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

雌雄マユタテアカネ

2019-09-12 20:00:36 | 昆虫
今年も山野の散歩道に、
紅色となったマユタテアカネの姿が見られる時期になりました。


8月24日、
今年はじめてのマユタテアカネ、
腹部がだいぶ赤味を増してきました。
成熟近くになったオスです。
6月下旬に発生し、未成熟個体は雌雄ともに黄褐色です。


9月1日、
腹部がすてきな赤色になっていたマユタテアカネのオス、
ナツアカネやショウジョウトンホの赤とは少し異なりすてきな赤色です。
成熟したオスは腹部が赤くなるとともに胸部がこげ茶色になるそうですので、
この個体、胸部がまだ薄黄緑色、成熟一歩手前と思われます。


9月5日のマユタテアカネ♂。
顔面にはっきりとした眉斑があるのがマユタテの名の由来です。


これも9月5日に写した雄。
腹部が赤くなり、胸部がこげ茶色、成熟個体です。
また、尾部先端が上に反り返るのがマユタテアカネのオスの特徴になります。


木陰にいることが多くそして地味、
マユタテアカネのメス、やっと見つけました(9/1)。


マユタテアカネのメスには
翅端に褐色帯を持ついわゆる端斑型と無斑型がいます。
その端斑型のメスを写しました(9/5)。


翅端に褐色帯のない無斑型のメス(9/5)。
端斑型と無斑型、ほぼ同じ程度にいるようです。
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