行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ミヤマアカネとハグロトンボ

2021-07-21 20:00:05 | 花と虫
6月24日、
府中郷土の森修景池で蓮の花を写した後、
多摩川の河川敷を覗いて見ました。
羽化して間もないミヤマアカネとハグロトンボがいました。


ミヤマアカネ。
翅に褐色の帯があるアカネ属のアカトンボです。
6月に発生、秋に向かい、雄は全身が徐々に紅くなってきます。


ミヤマアカネ、
羽化した時は雌雄ともにほぼ同色。
上写真の個体、最初の写真の個体に比べて腹部が太いのが確認できます。
最初のものが雄、上のものが雌と思われます。


羽化したてのミヤマアカネを正面から。
顔面も体色もそうですが脚もまだ初々しく半分黄白色です。


ハグロトンボ。
翅が黒褐色なので羽黒トンボです。
成熟すると水辺に集まりますが、
発生してしばらくは水辺近くの草原をふわふわと飛び生活しています。
雄の体色は金属光沢の青緑色、美しく輝やいていました。


これも雄の個体。
日が照り出し、葉の上にトンボの影がきれいに映りました。


発生して間もない雌のハグロトンボ、
成熟すると体色は黒褐色になりますが、
発生して間もないものは暗緑色に見えます。
産卵をするため、腹部は雄に比べて太目にできています。


雌の翅は褐色、雄にはない細かい模様があり、
アップに写して見るとけっこう美しいのです。
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