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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ウツギ、ヒメウツギ、マルバウツギの花

2017-05-26 20:00:28 | 花,植物
「卯の花の匂う垣根に----夏は来ぬ」
5月20日、散歩道に卯の花(ウツギ)が開きはじめていました。
夏がやって来ます。
もっとも、今年は卯の花が咲く前から、
30度を超える真夏のような天気が続いているのですが。

そんなわけで、今日は、
卯の花(ウツギ)、ヒメウツギ、マルバウツギと
アジサイ科ウツギ属の3種の花を掲載します。


アジサイ科ウツギ属ウツギ。
旧暦の卯月(新暦で5~6月)に咲くことから卯の花の別名があります。
ヒメウツギ、マルバウツギに比べ、
少し開花は遅いように思います。


まだ昨年の果実殻がついた中、
その先に枝を伸ばし、たくさんの花をつけます。
山野によく自生しています。
ウツギ(空木)の名は枝の内側が空洞なところから、
ウツギと名のつく他の木も同様です。


ヒメウツギ。
アジサイ科ウツギ属の落葉低木です。
多摩川上流の渓流沿いの岩場にたくさんの株が自生し、
花をつけていました(5/12)。


ヒメウツギ、
ウツギに比べて丈が低め、
花色はより白いように感じます。
葉もウツギに比べ、毛が少なく、すべすべしています。


もう一つ、アカメガシワの紅い新葉を背景に写したヒメウツギを、
花の咲き方、葉の感じがウツギと違うのがよくわかる絵です。
花の時期も4月~5月とウツギより早く咲きます。


マルバウツギ。
これもアジサイ科ウツギ属の落葉低木です(5/11)。
他のウツギに比べ、葉は中央部の幅が広く卵形、
これが名の由来です。
別名ツクシウツギ(筑紫卯木)。


5枚の花弁が開き、
花の中心部のオレンジ色の花盤がよく目立ち、
10個の雄蕊も存在感があります。
好きな花です。


マルバウツギも山野の日当たりのよい場所に
よく自生しており、
5月の初中旬に山道を歩くとこの花に出会います。
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