雑草防除のため黒いシートを地面に張り巡らした空地,
そこに3mはあろうかと思われる大きな草がシートを破り生え出ていました(写真上)。
昨年の夏も同じ場所でこの景色を見ましたが,
昨年よりさらに草丈が高くなったように思えます。
多年生雑草である竹似草(タケニグサ)の大型に成長したものです。
草原,空地などに見られる大型ケシ科草本である竹似草,
秋になり枯れた茎が竹に似ているので竹似草の名があります。
また,土中で竹が煮立つように腐植するということで,
竹煮草ともいわれるようです。
葉は菊の葉を大きくしたようで,きれいな形をしています。
だからでしょうか,欧米では鑑賞用の植物として利用されているとのことです。
写真下,石垣の隙間に根を張ったタケニグサ,
これなら観賞用になるかもしれません。
雑野にはなにより高き竹似草
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