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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

蝉についてエトセトラ

2021-09-05 20:00:44 | 昆虫
7月、8月の散歩道にて。


8月10日の午後の山道、
道横の木に羽化した直後の美しい蝉の姿を見つけました。
すぐ近くにヒグラシが鳴いていたのでヒグラシ?かとも思いましたが、
翅に黒斑がなく、発生時期から考えてもツクツクホウシです。


ツクツクホウシ、
桜の木で「ツクツクホウシ、ツクツクホウシ」と鳴き声をあげていました。


7月下旬~8月初旬、
今年は我が家の狭庭のキンモクセイとカキの木に
連日のように数匹のアブラゼミが発生していました。


庭の隅、柿の木の隅のミョウガの葉にも抜け殻がついていました。


8月中旬、公園の舗装道に落ちて、
この後、土のあるところに戻り、産卵できるでしょうか。


7月初旬から、7月に発生するニイニイゼミ。
多摩のこの辺りではセミの初鳴きは6月下旬、このセミです。
木の幹に保護色になって、見つけづらいセミです。


8月初旬、
セミヤドリガ幼虫に寄生されたヒグラシ、
動きづらそうにじっとしていました。
蝋状物質に包まれたセミヤドリガ幼虫、かなり大きく終令幼虫のようです。
間もなくセミから離れ、マユを作って蛹になります。
孵化してから蛹になるまでの期間は、セミの成虫の寿命とほぼ同じとありますので、
寄生されたセミはほぼ成虫の間、寄生されていることになります。
セミヤドリガに寄生されることはセミ寿命にさほど影響を与えないそうです。


ミンミンゼミが「ミーンミーンミン」と高音のよく響く鳴き声をあげていました。
腹部を振動させて鳴き声を出す蝉、
腹部の形はたいして変わらないのに鳴く音色は大きく異なるが不思議です。
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