行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

オトギリソウ科の花

2019-07-24 20:00:49 | 花,植物
6月から7月に写した
オトギリソウ科の花たちを並べて見ました。


雨の長池公園にて、
花弁が下を向いていますがトモエソウが花をつけていました(7/1)。
7月~8月、山地、丘陵の明るい草地、林縁に見られるオトギリソウ科の大輪花です。
開いた状態では5枚の花弁は少しねじれた卍形に見えます。
ともえとは卍のような形をしたうずまき模様のこと、和名の由来です。


これも7月上旬、
雨上がりの山道に、咲きはじめのオトギリソウを見つけました。
花や蕾に多数見られる黒い油点(黒点)が特徴、
日当たりの良い山地や丘陵地に生える多年草、
7~8月頃、茎頂の花序に淡黄色の花を多数つけます。


コゴメバオトギリ(小米葉弟切)。
多摩川の河川敷、6月に花をつけていました。
花は黄色で直径2cmほど、大きさ、形ともオトギリソウによく似ます。
葉がオトギリソウに比べて小さいのでコゴメバオトギリ。


コゴメバオトギリ、
ヨーロッパ原産の帰化植物で多年草、
荒れ地や造成地などに生育し、
オトギリソウに比べて繁殖力が高く、
しばしば群生して見られます。


コボウズオトギリ(小坊主弟切)
5月から花をつけ始め、6月には花とともに実がつきます。
花よりもこの実のほうに面白さがあり、
観賞用としてよく栽培されている小低木です。
実は黄色から赤そして黒に変わり、
コボウズの名は、この実の形から。


6~7月に蕊が特徴の美しい花をつけるビヨウヤナギ、
これもオトギリソウ科の小低木です。
6月の晴れ日、マクロレンズでその蕊を写して見ました。
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