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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

林縁の木陰にて

2023-09-05 20:00:04 | 花と虫
6月18日の散歩、
山の林縁道にヤブコウジとハグロソウの小さな花を見つけました。


近所の公園の斜面道、
道脇の小さな木に花がついていました。
ヤブコウジ(藪柑子)です。


ヤブコウジはサクラソウ科ヤブコウジ属、
樹高は20cmほどの小さな常緑木本です。
望遠マクロで下から覗いて花を写して見ましたが
よく見るとハロビロカマキリの小さな幼虫が鎌をもちあげています


ヤブコウジの花期は7~8月、
6月18日、まだ花には少し早く、蕾の花が多く見られました。
林内に生育し、冬に趣のある赤い小さな実をつけます。
別名、ヤマタチバナ、ジュウリョウ。


斜面を下った草原に、
赤紫色の小さな2弁の花を見つけました。
キツネノマゴ科ハグロソウ属の多年草、ハグロソウ(葉黒草)です。


ハグロソウの花期は基本的には9~10月ですが、
6~7月にも花が見られます。
真夏は咲かず、また9月になると花をつけます。
ハグロソウの名は葉が黒っぽいところからと記されていますが?


枝先や上部の葉腋から花柄を伸ばし、赤紫色の2弁花をつけます。
花冠は2cmほどで上唇と下唇に分かれ、
上下につぶれた形の面白い花です。
下唇の方がやや大きくなります。


ツユクサの青色の花も早くも咲いていました。
ツユクサは梅雨草ではなく、露草、初秋の季語でもあります。
6月から咲く個体もあるようです。
コメント
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