行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

サンシュユの花

2021-03-13 20:00:12 | 花,植物
丘陵の里の散歩道、
道横のサンシュユ(山茱萸)が満開、
樹全体が濃い黄色に染まっていました(3/6)。


道下の斜面にサンシュユの樹、
真っ直ぐ伸びたたくさんの枝いっぱいに花をつけていました。


ミズキ科サンシュユ。
早春から春、葉が芽吹く前に枝いっぱいに花をつけます。
樹全体が黄色に覆われる姿から、
ハルコガネバナ(春黄金花)の日本名があります。


サンシュユ(山茱萸)は原産国である中国名、
ハルコガネバナの日本名がつけられましたがあまり広まらず、
サンシュユが日本でもよく使われる名になっています。


秋には楕円形の赤い美しい実がたくさん付くところからアキサンゴ、
またヤマグミの名もあります。
この果実、漢方では滋養強壮に効果があるとされ、
果実酒などとして利用されているそうです。


春3月、若葉に先立って枝先に、
4枚の苞葉、4枚の花弁がある鮮黄色の小花を散形花序につけます。
花序には小花が20~30ほどついています。


たくさんの花序が枝につき、
一つの花序には多くの花数が付くので、
枝いっぱい、樹全体が黄色になったように見えます。
一つの花の径は4 - 5 mm、花弁は反り返り、雄しべは4個あります。
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