行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ミズオトギリとサワギキョウ

2019-09-18 20:00:17 | 花,植物
9月2日の夕刻、
里山の湿地にミズオトギリとサワギキョウの花を写しました。


ミズオトギリ(水弟切)、
オトギリソウ科ミズオトギリ属、
湿地や溜池などに生育する多年草です。


花期は8~9月、
葉腋についた花序に、オトギリソウ科には珍しい淡紅色の花を1~3個つけます。
1日花、午後に開き、夕刻になると散る短い寿命の花です。


いままで昼前に行くことが多く、
なかなか見られなかったミズオトギリの花でしたが
この日は3時過ぎ、花が見られました。
花を開く、開店を待っていたように、
どの花にもアリが蜜を求めにやってきます。


ミズオトギリの花の近く、
やはり湿地にサワギキョウ(沢桔梗)の花、
キキョウ科ミゾカクシ属の美しい山野草です。


山地の湿った草地や湿原などに自生、
群生していることが多く、
全体に毒性の強いアルカロイドを持つ有毒植物としても知られます。


花期は8月から9月頃、
濃紫色の深く5裂した唇形の花を茎の上部に総状に咲かせます。
花びらは上下2唇に分かれ、上唇は細く2裂し、下唇は3裂します。
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