行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

8月下旬の赤い果実

2019-09-10 20:00:52 | 花,植物
8月下旬の散歩道に写した紅い果実、
ツリバナ、サンショウそしてウメモドキの3種です。


ニシキギ科ツリバナ。
まだ8月ですが果実が紅くなり、
早くもその果実が裂け、紅い種子が顔を出していました。


小さな花が枝に吊り下がるようにつくのでツリバナ(吊り花)、
日陰にあるこの木、環境が悪いのか、
早くも枝も折れ、葉もぼろぼろです。
紅葉もきれいなツリバナですが、
そこまで葉がもちそうもありません。


畑の隅に大きく育ったミカン科サンショウ、
8月下旬、7月には緑色だった果実が紅く染まってきました。
やがて熟すると、裂けて、中から黒い種子が現れます。
別名はハジカミ、雌雄異株の低木です。


この果実の皮を乾燥させ、
粉末にしたものが香辛料の粉山椒、
春に出る新葉は「木の芽」と呼ばれ、
薬味や山菜として使われます。


畑の隅に植えられたモチノキ科ウメモドキ、
枝いっぱいについた実が真っ赤になっていました。
これも雌雄異株の落葉低木です。


この赤い実、葉が落ちた後も枝に残り、
その姿が美しく、庭木や盆栽、生け花としてよく用いられます。
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