行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

梅雨の多摩川にて、植物編

2015-06-29 20:00:52 | 花,植物
6月下旬の梅雨の晴れ間、
多摩川に行けばなにかに巡り合えるはずと
180mmの望遠マクロを抱え、河原を歩いて見ました。


コゴメバオトギリ、
ヨーロッパ原産の帰化植物、
オトギリソウの仲間です。
日本のオトギリソウはあまり見られなくなっていますが
このコゴメバオトギリは河川敷などに増えているようです。


クマツヅラ科アレチノハナガサ、
これも帰化植物、荒地や河川敷に分布を拡大しており、
多摩川にもところどころに群落しています。
細長い尾状花序を形成し、
先端付近に咲く小さな花を次々とつけます。
この花、なかなかうまく撮れないので、
他の草の葉を重ねています。


ジャノメギク、
これも帰化植物、
公園などで園芸用にも使われていますが
河川敷などに自生もしています。


バラ科キジムシロ属カワラサイコ、
帰化植物が増え氾濫するなか、
この花は増えることが歓迎されるようです。


ラン科ネジバナ、
日当たりのよい草地や芝地に生える小型のラン、
久しぶりの日を受けて、
白い花がしっかりと開いていました。


アカネ科ヘクソカズラ、
早くも花をつけていました。
名前のように葉は悪臭があり、
茎の蔓もなかなか頑固でやっかいな草ですが
花はよい色できれいです。


ブドウ科ノブドウ属ノブドウ、
こちらは早くも花が終わり、果実ができています。
やがて、この果実にブドウタマバエの幼虫が寄生して、
紅や青と色とりどりのノブドウミフクレフシという虫こぶができてきます。

コメント
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