引き続き初秋の野花ですが,
今回は,山道ではなく,公園の一般道の脇の草野に咲いていた
ワレモコウ,カリガネソウ,タマスダレを載せます。
完全な自生でなく,多分,何年前かに人の手により植えられたものが
毎年この時期になると花を咲かせるものと思われます。

バラ科の多年生草木,ワレモコウ(吾亦紅),
夏に茎を伸ばし,初秋,枝の先端に穂状花序が形成されます。
その花序に花弁はなく,暗紅色の4枚萼片と4本の雄蕊の
たくさんの花がつき,花は穂の上部から順次咲き始めます。
この時期の穂をよく見ると蘂があり,花が咲いていることが分かります。

ワレモコウが秋遅くまで暗紅色で,
花が咲き続けているように思えるのは
暗紅色の萼片がそのまま残っているから,
その時期には蘂はなく,花はとっくに終わっています。
庭に植えられたり,生け花に使われたりしますが,
基本的には山野の草地に自生する草の花です。

カリガネソウ(雁金草)
これも日本の山野に自生するクマツヅラ科の多年生草本,
夏の終わりから秋にかけて,
青紫色の変わった形の花を咲かせます。
まだ暑さの厳しい折ですが,
青の花色そして木陰に咲く,
なにか涼しさを覚えほっとさせてくれる花です。

花を雁の飛ぶ姿に見立て,カリガネソウ(雁金草)の名のようです。
またやはり花の形から,帆掛草の別名があります。
何回見ても,変わった形の蘂そして花弁です。

タマスダレ(玉簾)
英名でレインリリーといわれるタマスダレ(玉簾),
雨上がりの空気の澄んだ朝が似合う花です。
ヒガンバナ科の多年生草本,
やはり晩夏から初秋の花,
9月になりあちらこちらに咲き出していました。
今回は,山道ではなく,公園の一般道の脇の草野に咲いていた
ワレモコウ,カリガネソウ,タマスダレを載せます。
完全な自生でなく,多分,何年前かに人の手により植えられたものが
毎年この時期になると花を咲かせるものと思われます。

バラ科の多年生草木,ワレモコウ(吾亦紅),
夏に茎を伸ばし,初秋,枝の先端に穂状花序が形成されます。
その花序に花弁はなく,暗紅色の4枚萼片と4本の雄蕊の
たくさんの花がつき,花は穂の上部から順次咲き始めます。
この時期の穂をよく見ると蘂があり,花が咲いていることが分かります。

ワレモコウが秋遅くまで暗紅色で,
花が咲き続けているように思えるのは
暗紅色の萼片がそのまま残っているから,
その時期には蘂はなく,花はとっくに終わっています。
庭に植えられたり,生け花に使われたりしますが,
基本的には山野の草地に自生する草の花です。

カリガネソウ(雁金草)
これも日本の山野に自生するクマツヅラ科の多年生草本,
夏の終わりから秋にかけて,
青紫色の変わった形の花を咲かせます。
まだ暑さの厳しい折ですが,
青の花色そして木陰に咲く,
なにか涼しさを覚えほっとさせてくれる花です。

花を雁の飛ぶ姿に見立て,カリガネソウ(雁金草)の名のようです。
またやはり花の形から,帆掛草の別名があります。
何回見ても,変わった形の蘂そして花弁です。

タマスダレ(玉簾)
英名でレインリリーといわれるタマスダレ(玉簾),
雨上がりの空気の澄んだ朝が似合う花です。
ヒガンバナ科の多年生草本,
やはり晩夏から初秋の花,
9月になりあちらこちらに咲き出していました。