
是政橋周辺の多摩川の土手を,川を眺めながら歩いていると,
ところどころに鴨の群れを見つけます。
群れにより,鴨の種類がそれぞれ異なるようです。
上流側の堰の溜まりに30羽程度かたまっていたのは真鴨(マガモ)でした。

頭部が暗緑色,腹部が白灰色なのが雄,
雌は全体が褐色で黒褐色の斑,他の鴨の雌と同じよう毛色です。
しばらく見ていると雄の頭部,
普通は黒色にも思える暗緑色ですが,
突然輝くように,鮮やかなグリーンに変化しました。

光線の具合かなと思いましたが,
ほぼ同じ場所にいるものでも,暗緑色とグリーンの両方が確認できます。
光だけではないように思えます。

しばらくすると,群れの近くに川鵜が一羽,滑降してきました。
すると,何羽かの雄の頭部が一斉にグリーンに変わったように見えました。
ひょっとすると,これは部外者を威嚇するため,
生物的に頭がグリーンに変化するのではと思いました。
そんなことが書かれているものもなく,正否は定かではありませんが,
驚いたのか,川鵜はすぐにそこを飛び去りました。
節分やいつまで続くこの寒さ