行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

小さな川の大きな鳥たち(ホシゴイ,カワウ,アオサギ,カルガモ)

2011-04-20 23:07:13 | 

4月10日には,両岸の桜が川を覆うように満開に咲いていた稲城の三沢川,
カワセミの姿も時々見られる小さな川です。
そんな三沢川を桜がちらちら咲き始めていた4月2日,
鳥を探しながら歩いてみました。
カルガモ,マガモ,カワウ,コサギ,アオサギ,ツグミ,
スズメ,ヒヨドリ,シジュウカラ,カワラヒワ,ジョウビタキ,
メジロ,ハクセキレイ,キセキレイなど多くの鳥が,
川に,岸辺の葦,木陰に確認できました。


葦の上にじっとしている正体不明,名の知らぬ水鳥を一羽発見,
大きさはかなり大きく,カルガモほどはありそうです。
嘴の感じなどはカワセミにも似ています。
嘴の根元が黄緑色,そして眼が薄い紅色と色彩も感じられます。
羽にはいくつもの丸模様があります。
調べた結果,ゴイサギの幼鳥,俗にホシゴイと呼ばれるもののようです。
幼鳥にしては鋭くこわい目つきです。
この鳥, 昼間は寝ており,夜に魚などを狩るようです。
じっとしているのは寝ているのでしょうか,するとこの鋭い目つきは寝顔!!


迷いこんできたのか,一羽だけでいたカワウです。
グリーンの眼がとても鮮やかです。
こんなきれいなグリーンの眼を持っているとは驚きです。
油をたっぷりと塗りたくったような羽が
水をはじいていることがよくわかります。
水鳥の羽はこうなっているのですね。


上流支流の上谷戸川のほとり,
じっと動かない物体がありました。
一瞬,石仏かなと思ったほどです。
よくみると,アオサギです。
例の姿で首をすくめて,片足で立っていました。
横から見ると,すくめた首が腕のようで,頭でも掻いているように見えます。


その首がすっと伸びました。子供の頃見世物で見たろくろっ首のようです。
こんなに長い首,器用に曲げてしまいこんでいたのが不思議です。


さらに登って,上谷戸川の突端の小さな池,
子供たちがよくザリガニなどを捕り,遊んでいる池です。
そこにカルガモが2羽,通路のすぐ近く,目の前に仲良く並んでいました。
多分カップル,ほやほやのカップルが新居を探していたように思われます。
しかし,ここはあまり適当ではありません。
子供たちがたくさん訪れます。

水鳥の羽音も高き春の川
コメント
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