行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

アカシデ・イヌシデ

2011-04-15 22:12:00 | 花,植物
一面,赤茶色に染まっている樹がありました。
アカシデ(赤四手)の春姿です。




アップにして,よく見ると芋虫が垂れ下がっているような雄花,
枝の先にある小さいのが雌花でしょうか,たくさんの花が確認できます。
カバノキ科特有の花です(4/3)。


同じ樹を4月9日に撮ってみました。一週間でしっかり若葉がでてきています。


こちらは同じカバノキ科クマシデ属のイヌシデ(犬四手)と思われます。
4月3日,林間の道沿いに芋虫のような花を咲かせていました。

カバノキ科クマシデ属の樹にはもう一つ,クマシデがあります。
シデの名は,これらの雄花が神社の注連縄に使われる紙垂(シデ)に
似ているところからつけられました。
アカシデは文字通り紅いから,イヌシデはあまり役に立たないという意味でしょうか,
クマシデは紙垂が大きいところからの命名です。


上の写真,3月30日の本ブログに当初イヌシデとして掲載しましたが,
イヌシデではなく,同じカバノキ科のヤシャブシ(夜叉五倍子)のようです。
よくみると昨年のヤシャブシの果実が枝に残っています。
カバノキ科はみな同じような花が咲き,見分けが難しいです。

赤四手の丸ごと赤く春の空
コメント
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