3月も終わり，冬の小鳥は山に帰ってしまったのでしょうか，
稲城中央公園のいつもの林間，今日は小鳥が見当たりません。
3月の中頃までここにいたルリビタキも旅立ってしまったようです。
上を見て歩くのはあきらめて，下を向いて歩くことにしました。
すると，道端の枯れ葉の中，あちらこちらにに薄紫のタチツボスミレを見つけました。
今年の3月は寒かったこと，3月11日の大地震もあり，
春への意識が薄れていましたが，
スミレが咲き，桜が咲き出すとやはり本格的な春です。
石の隙間に根を張り，一輪咲いていました。
根性スミレです。
そんな帰り道，自宅近くの石の舗装路，
石の割れ目からスミレの花が2輪，顔を覗かせていました。
頭に何もつかない，いわゆるただのスミレです。
ただのスミレはこんな場所に咲いているのをよく見ます。
環境が悪くても育つ根性があるようです。
坂道に一息つけば花菫
敷石の割れ目に咲くや菫草
