林間などによく見かける小鳥です。
尾羽がとても長いのが特徴で,
この尾羽を柄杓の柄に見立ててエナガ(柄長)と
名づけられたようです。
この長い尾羽を含めて13~14cm,
実体はスズメよりかなり小さな小鳥です。
木についたアブラムシなど小さな昆虫を食餌としているようで,
木の枝から枝へと忙しく動きまわります。
また,比較的高い木の枝にいることが多く,
いるのは分かるのですが,なかなかうまく撮れない鳥でした。
4月になり,番となり,そろそろ巣作りの時期のようです。
エナガの巣作りは蜘蛛の巣,糸を利用するのだそうです。
その蜘蛛の巣を探すためでしょうか,たまたまなのでしょうか,
新芽のわずかに出た紫陽花の植え込みに
エナガが降りてきてくれました。
芽吹き垣遊ぶ柄長の隠れけり