バイカウツギ
写真上,空木(ウツギ)の花です。
旧暦の卯月(4月)ごろに咲くので卯の花とも呼ばれ,
古くから日本人の生活に深く関わりのある樹木の花です。
「卯の花の匂う垣根にホトトギス----」で始まる唱歌「夏は来ぬ」を思い出します。
明治29年に創られた詩だそうです。
この花が咲くと夏の訪れを意識し,農作業などの暦としても利用されたと思われます。
純白の小花を枝いっぱいに付け,咲くのも見事で十分に眼を楽しませてくれます。
枝はとても硬く,木釘として利用もされているようです。
空木(ウツギ)の名は茎の髄が空洞であるところからのものです。
このウツギはユキノシタ科ですが,
昨日掲載のハコネウツギやニシキウツギはスイカズラ科,
また,バラ科のコゴメウツギ,ミツバウツギ科のミツバウツギというのも存在します。
いずれも茎の中が空洞であるところからウツギの名と思われます。
同じウツギがつきますが,ウツギとハコネウツギでは全く異なる植物なのです。
写真下は卯の花と同じくユキノシタ科のウツギ,
バイカウツギ(梅花空木)の八重花です。
木陰の暗さがその白さを際だたせていました。
バイカウツギの存在はウツギに比べかなり少ないようですが,
山地に自生もしている灌木です。
八重花はそれを改良した園芸用品種だそうです。
卯の花の匂いかすかに夏の雲
写真上,空木(ウツギ)の花です。
旧暦の卯月(4月)ごろに咲くので卯の花とも呼ばれ,
古くから日本人の生活に深く関わりのある樹木の花です。
「卯の花の匂う垣根にホトトギス----」で始まる唱歌「夏は来ぬ」を思い出します。
明治29年に創られた詩だそうです。
この花が咲くと夏の訪れを意識し,農作業などの暦としても利用されたと思われます。
純白の小花を枝いっぱいに付け,咲くのも見事で十分に眼を楽しませてくれます。
枝はとても硬く,木釘として利用もされているようです。
空木(ウツギ)の名は茎の髄が空洞であるところからのものです。
このウツギはユキノシタ科ですが,
昨日掲載のハコネウツギやニシキウツギはスイカズラ科,
また,バラ科のコゴメウツギ,ミツバウツギ科のミツバウツギというのも存在します。
いずれも茎の中が空洞であるところからウツギの名と思われます。
同じウツギがつきますが,ウツギとハコネウツギでは全く異なる植物なのです。
写真下は卯の花と同じくユキノシタ科のウツギ,
バイカウツギ(梅花空木)の八重花です。
木陰の暗さがその白さを際だたせていました。
バイカウツギの存在はウツギに比べかなり少ないようですが,
山地に自生もしている灌木です。
八重花はそれを改良した園芸用品種だそうです。
卯の花の匂いかすかに夏の雲