苦菜(ニガナ)は同じキク科のジシバリを簡略化し,
小さくしたような舌状花を一つの茎にたくさん咲かせます。
山地や野原に普通に存在しているようで,
5,6月に草地を覗くと時々この花に遭遇します。
葉や茎に苦味があるのでこの名があります。
花びらが5~7弁のものをニガナ,
それ以上花びらがあるものをハナニガナと呼ぶそうです。
つまり,ニガナは花びらの数がいろいろ異なるなるものがあるということです・
野道を歩きながら,
ごく近い場所に6弁花と5弁花のニガナを見つけました(写真上,中)。
写真下は大阪の北部,彩都の開発造成地にて,
黄色のキク科の小さな舌状花が咲いていました。
花弁の数は10以上はあります。
ハナニガナかなと思って撮って見ましたが,
よくみますとニガナとは違います。
花の中心部がニガナとは大きく異なります。
咲いていた場所からは雑草と思われますが,
なんなのかはわかりません。詳しい方教えてください。
六弁に五弁もありし苦菜かな