
自然公園の山に上がる遊歩道の脇,
小さな緑に鮮やかな黄色の花が咲いていました。
野の花にしては花が大きく,鮮やかです。
この花を実際に見るのははじめてですが,
なぜかすぐに山吹草(ヤマブキソウ)という名が頭に浮かんできました。
写真などを見て,そんな名の草があることが,
頭のどこかにインプットされていたのでしょう。自分でも驚きです。
その名のとおり花の様子が山吹の花にとてもよく似ています。
ケシ科クサノオウ属の多年草,したがってクサノオウにも似ており,
クサヤマブキとも呼ばれます。
ヤマブキはバラ科で花弁は5枚,ヤマブキソウはケシ科で花弁は4枚,
植物的にはぜんぜん違うもののようです。
しかし,葉の新緑,その新緑によく映える鮮やかな黄色,よく似ています。
写真下は山吹の花,ヤマブキソウを見た帰り道,
山の斜面に花をたくさん垂らして咲いていました(4/25)。
花の時期もいっしょのようです。
見ぬ花の一目で判り山吹草
