春本番を迎えて各地で桜が満開となっていますが、「桜の名所100選」に選ばれている湘南の桜の名所の小田原城址公園を花見散歩してきました。
城址公園の北入口の土塁に囲まれた御用米曲輪では、現在も発掘調査が行われていますが、広い平場には、多くの桜が咲いて、国の指定史跡にふさわしい光景が見られます。
本丸広場では、天守閣の周りにしだれ桜や大木のソメイヨシノが満開となって、多くの花見客で大変な賑わいとなっていました。
白色の城壁や高い石垣を背景に、美しい「難攻不落の城」と呼ばれる天守閣の姿と巨松や桜の木が聳え立つ見逃せない光景が拡がり、かながわの桜名所にふさわしい絶景がみられます。
本丸広場から荘厳な常盤木門をくぐって常盤木坂付近もしだれ桜やソメイヨシノ桜が咲いてビューポイントとなっています。
南曲輪の南堀の蓮池では、初夏に蓮の花や御感の藤の花が咲く名所ですが、多くのカモやシラサギのお休みスポットとなっていました。
御茶壺曲輪からは、来月に開催される北条五大祭のスタート地点で、住吉堀越しに銅門渡櫓門、住吉橋を望め、まつりの最大の賑わいポイントとなっています。
馬出門を出た城址公園の正門付近からは、満開の桜が堀端に枝を伸ばして水面に映り込み隅櫓と共に素晴らしい景観が見られます。
お堀端通りの桜並木と朱色の欄干の学橋(がっきょう)も桜と融合した城址公園の春の見逃せない絶景ポイントとなっています。
学橋を渡った二の丸広場では、多くの桜咲く桜広場となっていて、緑化した河津桜とコントラストな美景がひろがっていました
二の丸広場の常盤木橋橋付近では、多くの花菖蒲が植えられていて、初夏にはアジサイ・花菖蒲まつりが開催される人気スポットとなっているようです。
小田原城址公園の春爛漫の温かい光景を堪能した花見散歩でした。
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