MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

臨時国会論議に想う

2014年10月09日 | 国際・政治

第187回臨時国会が開かれており、連日の国会中継を見ているが、本国会や予算委員会の各党の論議を聞いていてこれが国民を代表して真面目な議論かと思う毎日で実に情けない思いで怒りを感じ得ない。

今国会は、第2次安倍内閣として迎えた初の国会で新閣僚などの答弁などにも関心を寄せて観ているが、アベノミクスや地方創生、経済対策、消費税率引き上げなどに対する論戦すら行われないのである。

安倍首相の所信表明演説に対する各党の代表質問においても、民主党の海江田党首の代表質問では、うそつきなど汚い言葉の羅列で喚き散らして批判ばかりで、これが野党第一党の当主の言葉かと呆れて開いた口が塞がらなかった。

野党第一党の党首の代表質問だというのに、首相の所信表明に対して、集団的自衛権の行使について、「自分が言いたいことは言いたい放題だが、国会での議論はしたくない。おごった態度である・・・」などと、まくし立てていたが、これが党首の言葉かと品格すら感じなかった。

もし、期待した表明を期待しているなら、民主党の意見や対案を示して論戦すべきではないのか?批判ばかりが論戦ではない。
民主党も行使容認について党の見解は示されていないではないか?

参議院予算委員会でも、貴重な時間を使って「これは何ですか?」、「これは、うちわですね・・」などとうちわをかざして、うちわを配布したことを批判しながら、予算委員会で漫才のような議論を行っていたが、もっと大切なテーマがあるだろう・・・と怒りが爆発していた。

予算委員会で取り上げる質問かと、呆れるばかりである。

また、山谷国家公安委員会に対しての質問中に、民主党員から「懇ろの関係じゃないか?」などヤジが飛び、審議が中断していたが、地方議会の汚いヤジの話題が消えない中で、国会でもセクハラヤジが飛ぶとは、呆れるばかりである。

その釈明に立った議員から出た言葉が、「懇ろとは、九州ではよく使う言葉であると・・」開き直っているのだ。
著しく国会の品位を落すヤジを発しておきながら誤解を招いたとは、見識を疑わざるを得ない。
こんな品格のない議員は、懲罰をかけて辞めさせるべきである。

今国会では、人口減少対策、地方創生、消費税増税に対する経済再生や成長戦略の進め方、災害復興対策、普天間基地移設、国会議員定数是正、集団的自衛権行使・・・・・など課題は山ほどある。

党利党略のくだらない質疑ではなく、国民の明日の課題に向けて真剣に論議するのが国会議員の役割であり、国民の期待に応えるべきである。

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2 コメント

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日本の国会はどうしていつまでもお恥ずかしいので... (アルルkan)
2014-10-10 13:14:19
日本の国会はどうしていつまでもお恥ずかしいのでしょうね。
与野党共に国民は土俵の外におかれている感はぬぐえません。
自業自得で骨抜きになった野党が信頼を取り戻してほしいのに
情けない。目を見張る緊張しした論戦が聴きたいです。
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アルルkanさん (korman)
2014-10-10 17:39:13
アルルkanさん
現在の日本は大きな課題を抱えており、存続すら危ぶまれる危機を迎えていると考えています。
国民も国会も与野党を問わず、その危機意識をもって国民をミスリードすることなく乗り切ることを考えて欲しいですね。
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