MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

故郷ふくい~歴史散策 『福井』

2010年06月11日 | 旅行記

芦原温泉・三国から福井市内の長く空き家状態にしている実家に戻り、久しぶりに落ち着いてあれこれと懐かしい気分に浸っていた。

庭や家の中の手入れに汗してから、歴史の街「ふくいの街並み」を探ろうと、ジョギングで散策してみた。

ふるさと福井を訪れる度に、これまでも要所要所を訪ねてはいたが、今回はAPEC開催などで熱い情報が発信されている「我がふるさと」の歴史にこだわり散策してみた。

足羽山周辺や福井県庁周辺は、多くの史跡や懐かしい風景があり、思わず立ち止まって覗き込んだり、話を聞きたくなる誘惑にかられるスポットが多い。

この日は、実家から足羽山コース~県庁周辺コースを選び、足羽山~福井城址~北ノ庄城址などを中心に、幕末の名所旧跡を探索ジョギングへ。

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足羽山の南側にある兎越峠(おさごえ峠)を越えて足羽山へ登るコースをジョグって行くが、峠には『おさごえ民家園』があり、久しぶりに立ち寄ってみると、思いの外多くの古民家が並んでおり、この日は、地元の小学校グループが歴史の勉強を兼ねて訪れていた。

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案内人の説明によるとこの民家園は、県内各地の代表的な18世紀前後に建てられた豪農や庄屋などの古民家を移築復元したそうで、土蔵や厠などがあり、昔の家具や生活道具も展示されており、福井に生きた先人たちの暮らしを感じることのできる貴重なものであった。

しばし、園内を見た後、つづら折の坂道を登り足羽山公園へ向かい緑濃くなった公園のコースは、市内を見下ろしながら自然豊かな絶好のジョグコースであった。

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足羽山と言えば、福井市のシンボル的存在で、桜の名所として、また、無数の古墳群があることでも有名であるが、この日は継体天皇像のある山頂を眺めつつ、足羽神社からあじさい路を辿りながら足羽川へと向かった。

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「あじさいロード」も、まだ開花したばかりで見頃までには、もう少し掛かりそうであったが、満開になると市民の憩いの場として賑わいを見せるそうだ。

市役所を覗いてみると、来週開催予定の「APECエネルギー担当大臣会合」の開催準備ムード一杯で、近くのホテルは全館貸切になっていた。

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市内中心部の県庁周辺のお濠散策路をひと回りしてみると、ここは以前と全く変わらない風景で迎えてくれ、福井城の天守閣跡など遺構や石垣、御廊下橋や御本城橋が多く残されており、いつ訪れても心が和む雰囲気があり、故郷の風景である。

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さらに近くの郷土歴史博物館へと足を延ばしたが、残念ながらこの日は休館日だったため、周辺の松平藩別邸である養浩館や外堀にあった武家屋敷跡を巡り、江戸時代の名残の一端を覗いて、駅前近くの『柴田神社』へと向かった。

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柴田神社は、戦国時代の武将「柴田勝家」の居城跡として、近年整備されているようで、行く度に姿が変わっているようだ。

NHK大河ドラマに、お市の方の三姉妹の一人『お江(おごう)』が主役となることが決まったそうで、福井の歴史を語る上には、柴田勝家の生き様を知らずには語れないと思っている。

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柴田神社の歩き記は、明日にレポします。

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